グレゴリオ暦になってからというもの、七夕の節句は梅雨の真っ只中。
これでは、織姫と牽牛は中々出会えそうにありませんね…(ノ_-。)
旧暦ですと今年の七夕の節句は8月2日になります。
このころなら梅雨も明け星空がみえるかもしれません。

【7月7日の装い】東京近郊◇雨のち曇り(湿度88%) /最低気温22℃ 最高気温25℃

七夕にちなんだ「笹に蟹」の装いでお茶のお稽古へお茶

江戸時代の小袖文様には謎解きのような意匠が多く見られます。
笹に蟹は蜘蛛の古名であり、枕詞では織るということ。
細蟹姫(ささがにひめ)は蜘蛛が糸をかけるところからついた織姫の異称です。

チョウバン(枡)カサビグムー(重ね雲)の琉球絣の琉球壁上布に川鍋暁斎の戯画
「蟹の綱渡り」を麻に写した染め帯をコーディネート。


籠バッグに笹に雀の古布をコーティングしたもの


七夕の謎解き文様には、織姫と牽牛をあわせるために鵲が橋を架けたことから、
「笠に鷺」というのもあります。
これは新暦でやってみようかしらん~♪

お茶のお稽古の主菓子は五色の糸

御干菓子は天の川

社中の先輩の高野山のお土産の五智


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