日本きもの学会奄美大島産地研修旅行&鹿児島の旅より帰って参りました~。
充実の旅でございました。さすがに疲れてバタンキューです汗
ご一緒してくださいました、きもの学会の皆さまありがとうございましたm(_ _ )m

私にとっては、工房見学や産地巡りの旅はレポートにまとめて公開するまでつづいています。
自分の眼で見て知らないことを知ったばかりのようなものです。
さらに調べつつ、本場奄美大島紬の魅力についてたっぷりとお伝えしたいと思います。

その前に、書き残してしまったゴールデンウィークのレポをいくつかザックリと。

明治神宮の春の大祭へ

この日は薩摩琵琶の奉納がありました。

正伝士風薩摩琵琶 士弦会による演奏

「川中島」 ♪~鞭聲肅肅夜河を過る~

正伝薩摩琵琶普門院流二世宗家 森岡史城氏

「本能寺」


琵琶には雅楽の合奏でつかわれるものと、盲僧による笹琵琶があります。
盲僧琵琶で有名なのは平家琵琶でしょうか。
薩摩琵琶は島津忠良によって島津藩士の教養のためにつくられたものといわれています。
ちなみに語り物の筑前琵琶は薩摩琵琶を改良したもの。

情緒がありダイナミックでもある薩摩琵琶の演奏ですが、広すぎる屋外では
音が拡散してしまいます。やはりお座敷でしっとりと聴き入りたいものですね。


夜は会席料理をいただきました。

端午の節句前でしたので、端午の節句にちなんだお料理

和食がユネスコ無形文化遺産に登録された理由の中に、年中行事との密接な関わりがあります。

美しさと文化がひとつのお皿の盛りつけに共存するという和食ならではのこだわり。





【5月2日の装い】東京◇晴れ(陽射しが強く単衣でも暑い)/ 最低気温17℃ 最高気温27℃

花織風の単衣の格子紬に鳥文様の紅型の染め帯をコーディネート


日傘は廣瀬染工場の江戸小紋の両面染め
堅牢度が弱い水色に紫の日傘、色焼けが心配ですが、考慮した染めになっているそうです。

外側は鮫小紋に雨縞、内側は貝文様
外側の雨縞が日に透けると映り込んで波のよう~ドキドキ

傘の持ち手は楓。とても持ちやすくしっくりきます合格


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