外苑前の銀杏並木が青々としていました~♪

漢方ミュージアムの滋養あるお鍋。


【4月25日の装い】東京◇晴れ / 最低気温13℃ 最高気温22℃

南部絞りの木綿の紫根染に牡丹が描かれてた染め帯をコーディネート

帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房

この花は、芍薬それとも牡丹?


「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」
芍薬は、すらっとした茎と葉の先に花を咲かせることから、立っている姿が美しい。
牡丹は、枝分かれしながら横に広がって葉の中に花をつけるので、座っている姿が美しい。
百合は、風で靡く姿も美しいことから、歩く姿が美しい。
諸説あるようですが、美しい女性の例えとなったのはこんな理由だったと思います。

芍薬と牡丹の花はとても似ていますが、芍薬は草(多年草)で牡丹は木(灌木)。
芍薬は花の宰相、牡丹は百花の王と讃えられています芍薬
近年では交配が進み、さらに両花の区別がつきにくくなっています。

数年前の足利フラワーパークでの写真ですが、この花は芍薬として販売されていました。


お店の方に「あなたの帯に描かれている花も芍薬と牡丹の交配がすすんだものですね~」
と教えていただきました。
以来この帯に描かれている花は、4月5月は芍薬、それ以外は牡丹としております。
なので、袷の季節いつでもつかえるという…。気の持ち方ひとつで楽しめます♪


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