大相撲初場所初日の幕が開きました軍配

国技館には20軒の相撲茶屋があります。(現在は相撲案内所という情緒のない名前らしい…汗)

お客さまの多くは十両土俵入りのころから来館するので、まだひっそりしてます。


●入り待ち●
午後になると通用門から幕内力士が入館してきます。
最近は入り待ちする人も増えて寒空の下でもこの賑わい\(゜□゜)/

力士のきもの姿は、番付によっておおよその規定があります。
序の口、序二段は、浴衣かウールのきもの、足袋の着用は許されず素足に下駄。
三段目は足袋の着用は許されませんが、エナメルの雪駄は許されます。
三段目からは、羽織の着用が許されます。
三段目以下は、帯はベンベルグ。博多帯が許されるのは幕下からです。
幕下からは、襟巻、コート、足袋の着用が許されます。
正装である紋付羽織袴の着用が許されるのは十両から。畳敷きの雪駄も許されます。
視覚的に番付を表現することは、向上心を煽る効果もあると思われます。

大関以上になると、車で国技館の車寄せまで横付けして入ってしまうので、入り待ちでみる
ことはできないのですが、鶴竜は大関になってからもここを歩いて入ることがしばしば。
この日も鶴竜は通用門から歩いてきましたヾ(@°▽°@)ノ

入り待ち仲間?の方から「今日は白鵬も来るよ!」とお聞きしたので、
期待して待っていたのですが、残念ながら白鵬は見られず(ノ_-。)

今場所の入り待ちでみた力士のきものは別記事でまとめますφ(.. )  


●国技館での軽いお食事●
八角部屋の塩ちゃんこ。美味でしたドキドキ

今場所からオープンした焼きたて屋さん。たこ焼き3つ+ドリンクセットがお得。

寒いと言いつつ、ソフトクリームは食べます!


●協会ご挨拶●
初日と千秋楽には相撲協会理事長が幕内上位の力士を従えての挨拶があります。
北の湖理事長が休場だったため九重親方によるご挨拶でした。

●幕内力士土俵入り●

●横綱土俵入り●
2場所空位だった木村庄之助は昨年の九州場所から。37代木村庄之助です。

●賜盃返還式•優勝旗返還式●
休場の日馬富士に代って師匠の伊勢ヶ濱親方が賜杯と優勝旗を返還。

●優勝額除幕式●
国技館四方には8枚ずつ32枚の優勝額が飾られています。

●年間最優秀賞力士賞•幕内最優秀新人賞の表彰●
2013年の最優秀力士は白鵬、新人賞は遠藤でしたクラッカー


●取組●
綱取りの期待がかかっている稀勢の里。稀勢の里vs豊ノ島戦。
会場中が前のめりになって勝敗の行く末を見守る中…、黒星★
会場中が倒れこみ、ため息が聞こえました(^o^;)

白鵬vs栃煌山 白鵬の勝ち。


●弓取式●
平安時代の相撲節会で左近衛府と右近衛府に分かれて相撲を取り、勝者の立ち合い役が
矢を背負って舞ったのが始まりとされています。


【1月12日の装い】東京◇晴れ(風が冷たい!) / 最低気温1℃ 最高気温10℃

梅文様の絵羽織に千總の梅文様の小紋、宝尽くしと大入の染め帯をコーディネート


帯あげはえり萬、帯〆は龍工房

宝尽くしに大入の染め帯は初場所にピッタリビックリマーク
大人じゃありません(^_^;)


国技館の見どころ&お楽しみはまだまたあります!
今場所はまだはじまったばかり。あと何回か観戦にいくのでご紹介します。
行司装束もまとめて別記事にて。

「きものカンタービレ♪」のFacebookページ矢印