今年も残すところ3日。

賞味期限切れ記事ですが、備忘録としてつづけます。
西本願寺~天神市~貴了庵~帯屋捨松 / 2013年秋 丹後~京都の旅 その5 のつづき

紅葉の名所といったら、こちらでしょうもみじ
「もみじの永観堂」として知られる禅林寺です。
塀の外からの眺めだけでも美しい~キラキラ。話題になって当然です。

紅葉よりも人が多い、、、というのが苦手でここ数年は避けていたのですが、やはり
この季節ならではの美しいものは見たいドキドキと思い立ち、早起きして行ってみることに。
連休明けの平日の朝だったからでしょうか。タクシーですんなりと行けました(^∇^)

禅林寺は空海の高弟であった真招が建立したのが起源であり当初は真言宗の寺院。
中興の祖といわれる永観(ようかん)の頃から浄土宗となります。永観は禅林寺内に薬王院
を設け慈善事業に盛んに行なった僧で慈善事業家の先駆者でもあります。
永観が住したことに由来して、禅林寺は永観堂(えいかんどう)とよばれるようになります。

紅葉シーズンにあわせて、秋の寺宝展が開催中サーチ
重要文化財の「阿弥陀来迎図」「當麻曼荼羅縁起」「二十五菩薩来迎図」などが公開。
入口にあった菊の花も見事な咲きぶりでキレイ菊

撮影は建物の外にレンズを向けてのみ。堂内の文化財の撮影は禁止となっています。
左をみれば貴重な文化財、右をみれば見事な紅葉。秋の寺宝展は見どころありすぎです汗

堂内から眺める紅葉も素晴らしいもみじ

永観堂の有名なご本尊がある本堂の阿弥陀堂。

永観堂の阿弥陀如来立像は顔が左側を向いていることから「見返り阿弥陀」といわれます。
1082年(永保2年)永観が本堂にて念仏を唱えつつ行道していると須弥壇に安置されていた
阿弥陀像が壇から降りてきて永観を先導し行道をはじめられた。永観が驚き立ち尽くして
いると阿弥陀は左肩越しに振り返って「永観遅し」と声をかけられたという…。
それ以来、阿弥陀像の首の向きはそのままの姿で安置されているのだそうです。

見返り阿弥陀立像のポージングで撮影してみました↓

茶店で一休みお茶

今回はわらび餅をチョイス


水面に写る紅葉を見ながらいただくお茶は美味しい~ドキドキ

一休みしたところで、奥にみえる多宝塔へと向かいます。

東山沿いにある多宝塔は境内で一番高い位置にあります。

ひっそりしていてあまり人と出会わない京都市街地の眺望を望む穴場なのですが、
さすがに紅葉の見事のこの日は人がたくさん。

山々に囲まれた古都が見渡せます目


紅葉の名所としてあまりに有名なので人は多いですが、やはりこちらの紅葉は素晴らしいもみじ




銀杏の葉の絨毯に紅葉のコントラストが美しい~。
この日のコーディネートと同じ色合いでした。


つづきます(^-^)/

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