2013年12月14日にMET(メトロポリタン歌劇場)にて上演された「ファルスタッフ」
のライブビューイングのプレミア上映会に歌舞伎座へ目


2013年はイタリアオペラの巨匠ヴェルディ生誕200年のアニバーサリーイヤー♪
スカラ座の幕開けを飾った演目は「ファルスタッフ」でした。

もとはヘンリー4世治世下の14世紀のお話なのですが、ヴェルディイヤーを記念して
ロバート•カーセンによる演出でつくられた「ファルスタッフ」は1950年代が舞台。
落ち目の貴族と新興ブルジョアを対比させつつ、オシャレでポップなオペラとなっています。
個人的にこの時代のファッションが大好きドキドキ キャンディキャンディの影響かしら…(^_^;)

ヴェルディの最後のオペラとなったこの曲は人間喜劇。人間讃歌と評されていました!
アイーダのような壮大なスケール感はありませんが、音楽的には様々な要素が詰め込まれ
聴きどころ豊かな演目なのです。

役そのもの!ファルスタッフのマエストリ。ファゴットのような美声、そして正統派だなと。
料理が得意でリゾットのレシピをネットで公開しているそうです。
指揮台に帰って来たレヴァインにも拍手ぱちぱち 以前と比べるとちょい荒い?

METまでいけなくてもライブビューイングで楽しめるというのは嬉しいです♪


【12月26日の装い】東京◇曇りのち雨(寒い~っ) / 最低気温4℃ 最高気温10℃

染の北川のカサブランカ小紋に杼のような幾何学文様の織なごや帯をコーディネート。
歌舞伎座に行く時は古典的な装いが多いのですが、オペラなので洋風にしてみました。

山野草や梅や桜の樹木は季節感を意識しますが、百合やバラなどの園芸植物や洋花は
季節感にこだわらずに楽しんでいます。

何だかわからない抽象的な幾何学文様は写実的なものに合わせるのに重宝合格

十二段グラデーションぞうりは四谷•三栄、鶴のバッグは松枝忍


歌舞伎座はオペラ座に匹敵する重厚感があるので、ライブビューイングでもテンションが
あがります。シャンパンがあったりするのもオペラならではでしょうか。
野田版「愛陀姫」でアイーダの旋律をお囃子で聴いたのが懐かしい~。


五代目となった新しい歌舞伎座。歴史的な年も残りわずか…。初日は2日幕開けです。

木挽町広場も新年を迎える室礼となっていました。


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