今日は天長節、明日はクリスマス。
落葉樹の葉はすっかり落ちてしまい紅葉レポートは時期外れですが…(^_^;)

丹後一の宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ) / 2013年秋 丹後~京都の旅 その2
のつづきです。

11月24日は連休のど真ん中。京都の紅葉はピークを迎えていて車が大渋滞あせる
東山界隈の紅葉スポットはどこも人多すぎで、東山方面に車でいっても動きませんよー、
といわれ、午後のパーティーには遅刻するわけにもいかず、行き慣れた北を目指すことに。

まずは今宮神社へ鳥居

今宮神社境内にある栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)が祀られている織姫神社。
「栲」とは梶の木の皮の繊維で織った白色の布のことだそうで、古布の総称としても用いられます。
「幡」はこの神社では織物を意味し、命の機織の功を称えた美称として使われ「千千」は「縮」に
通じて織地の精巧さを言ったものと考えられるそうです。
織物の巧みさ美しさを賞でられる神として西陣の人々の崇敬が篤く、織物の祖神とされています。

今宮神社は紅葉スポットというわけでもないのですが、境内に見事な紅葉があるのですもみじ

参道にあるあぶり餅屋さんの歴史は古く、平安時代ごろからあるといわれています。

お気に入りのかざりやさんドキドキ

早々についてしまったのですが…汗
寒いでしょうからと奥のお部屋に通してくださいました。


あぶり餅は軽く3人前は食べられます。参道を行き交う人を見ながら食べるのも楽しい♪


今宮神社から歩いて大徳寺塔頭 高桐院へ

細川忠興が父細川藤孝(幽斎)のために1602年(慶長7年)に建立した細川家ゆかりの寺院。


日照の問題なのでしょうか、その年々によって紅葉の色づきは違いますね。

江戸時代初期につくられた客殿南庭。

散りゆく紅葉を眺めながらお抹茶もいただけます。

残念だったのは袈娑形の下り蹲踞の苔が削ぎ落とされてしまっていたこと…汗


大徳寺前からタクシーで鷹峯の光悦寺へ

紅葉の参道は大混雑で写真はむずかしかったです汗

本阿弥光悦が徳川家康より拝領されたとされるこの地は、後にさまざまな
工芸職人が移り住み芸術家の集落となります。

きものの文様としてもつかわれる、光悦垣。

光悦垣は一番上に太い竹を水平に置いて、その下に矢来状に組んだ竹で締める独特の
工法の垣で臥牛垣(ねうしがき)ともいわれます。

鷹峯の地は明るく空気が澄んでいます~。


同じく紅葉の名所としてしられる、源光庵、常照寺、圓成寺は徒歩圏内なのですが、
この日は時間がなくていけず残念(_ _。)
鷹峯あたりは、数年前まで紅葉の時期でもひっそりしていたのですが、旅する人が
ふえたのか「そうだ京都へいこう」の影響なのか大混雑でした汗

この後は、京都ブライトンホテルで行なわれた「着る立場できものを考える会」へ
別記事であげます(^-^)/

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