絹のことがしりたいならこちら。世界的にも有名なシルク博物館へサーチ
きもの カンタービレ♪
1859年(安政6年)に横浜港が開港すると日本のシルクを求めて世界中から船が来航。
横浜には居留地ができ異国の文化がいち早く入ってくるようになりモダンな街並がつくられます。
今でもそこかしこに残るノスタルジックな雰囲気にはきものが似合うドキドキ
きもの カンタービレ♪
生糸は信州上田や岡谷、群馬、栃木の養蚕農家から横浜へ運ばれこれらは鉄道や交通網が
整備されることになり、日本の絹の道となっていきます。
太平洋戦争前までは輸出額の第1位だった生糸ですが、現在は衰退の一途を辿り…汗
きもの好きには悲しいお話もあるのですが…、横浜は絹と深く関わりがある街なのです。
きもの カンタービレ♪

常設展にはシルクにまつわる情報が満載。
きもの文化検定1級受験から一通り学んできていますが、まだまだ知らないことも(゚_゚i)
検定は受かればそれで良いというものではないので、検定対策とは違った目線で基礎から
見直さなければならないことばかりです。
きもの カンタービレ♪

養蚕でつかわれる道具
きもの カンタービレ♪

蚕の一生、繭の種類、生糸について。
本当に着心地の良い生地はどれなのか? それを知るには繭についてからかなあ…。
きもの カンタービレ♪
きもの一式(きもの地、胴裏、八掛、長襦袢、帯、帯あげ、帯〆etc)に必要な蚕の繭の量。
9000粒。
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繭から糸を紡ぐさまざまな道具類
きもの カンタービレ♪
繰糸釜、検尺機、塗り桶、座繰り機など
きもの カンタービレ♪
八丁式撚糸機◇1783年(天明3年)に桐生の岩瀬吉兵衛によって発明。
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プリンス自動繰糸機(日産)◇もとプリンス自動車によって開発されたもの。
きもの カンタービレ♪

生糸(経糸、緯糸)、ペニー(展綿)下の3つを紡績したものらしいですが…、
比須(糸繰りの最後に残った残骸) 、生皮苧(繭から糸口を出すときに出る屑糸)、出殻繭
きもの カンタービレ♪

型染めや臈纈染でつかわれる道具
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪

草木染めの染料見本
きもの カンタービレ♪

シルク関連のショップも併設されています。お土産として面白いのはこちら(ノ゚ο゚)ノ
きもの カンタービレ♪

シルク博物館は近々もう一度訪れたいと思っております。
レポを書きだしてから、わからないことが見えてきたりするのですよね(^_^;)
日々勉強ですビックリマーク

※撮影及びきものカンタービレ♪への掲載をシルク博物館さまより取材許可をいただいております。

この後は、川島織物さんのジャガード織体験へ。
つづきます(^-^)/

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