美しいキモノ創刊60周年を祝う記念イベント、五島美術館鑑賞会のつづき
きもの カンタービレ♪
創刊60周年を祝ってつくられた日本を代表する染織の最高峰の各社の作品群キラキラ
「美しいキモノ2013年秋号」では女優の賀来千香子さんが着用された美しい着姿をみる
ことができます! 渋めのものから可愛らしいものまで着こなせる賀来さん素敵(〃∇〃)恋の矢
きもの カンタービレ♪
雲取りに描き疋田に菊桐の桃山文様ですが、志ま亀の手にかかるとどこか可愛らしい。
志ま亀ブルー好きなのでこんな訪問着も誂えたいなあ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
きもの カンタービレ♪
創業200年を超える老舗、志ま亀の七代目女主人の武内美都さまとカメラ
秋に相応しい公孫樹に紅葉の装い。紅葉の綴帯をあわせられたコーディネートも素敵ドキドキ
きもの カンタービレ♪
牛首紬地に桶絞りで染め分けされた藤井絞さんの逸品も素敵でしたドキドキ
きもの カンタービレ♪
誌面に登場する和装小物屋さんの記念作品も展示。
きもの カンタービレ♪

「光悦~桃山の古典(クラシック)~」展サーチ
本阿弥光悦は刀剣鑑定士の家に生まれた光悦は、陶芸だけでなく漆芸や書、宗達との
コラボ作品などさまざまなものを残している今で言うところのマルチアーティスト。
学芸員の砂澤さんによると、古田織部が茶の湯の師といわれているけれど、今回の作品展
のために改めて光悦について調べたところ、光悦の叔父?にあたる人が(この辺りがうろ覚え…)
が織部の弟子だったらしいとのことです。
俵屋宗達とは血縁関係にあるそうで、宗達による下絵の作品や嵯峨本に光悦と宗達が
関わっているのはそうしたことからのよう。
きもの カンタービレ♪

今回の展示会は光悦の書がたくさん展示されていて、これらを読み取ると光悦の当時の
境遇や背景が垣間見えて面白かったです。
楽家に土の手配を頼んだものとか加賀の前田家にあてた手紙もありました。
大東急記念文庫蔵も軸の表装には風帯がないものが多く、何か意味があるのでしょうか。

充実しているのは光悦の茶碗。
口縁が薄そうなものが多く、茶巾で清めるのは怖いな…汗と思って見てしまいました。
成りはどれも完全でない感じが不安定ながらも美しい。
重文の赤楽茶碗「雪峯」。形は丸みがあってコロンとしてますが、大胆な割れ目が男前。
飴色の釉薬の楽茶碗に心魅かれ…。個人蔵のものがとても多かったです。羨ましい~。
茶碗の展示のケースが低過ぎて正面がよく見えないのが残念。
きもの カンタービレ♪

重文の「群鹿蒔絵筒笛」の美しさにも再会ドキドキ
光悦が春日野に遊ぶ鹿を描き写したものですが、蒔絵の美しさに消されず鹿の動きが
描かれてるのが何とも好みなのです(〃∇〃)

山種美術館所蔵のこちらも展示されています。
※写真は山種美術館にて許可をいただき撮影させていただいたもの。
俵屋宗達(絵)本阿弥光悦(書) 「鹿下絵新古今集和歌巻断簡」
きもの カンタービレ♪

お菓子とお抹茶もいただき楽しい会でした♪
きもの カンタービレ♪
香川の酒造がお米からつくった化粧品をお土産にいただきました。
ライスパワーという身体機能を健全化するエキスが入っているそうです。
きもの カンタービレ♪


【10月30日の装い】東京◇曇り(過ごしやすい秋の日) / 最低気温15℃ 最高気温22℃

創刊60年を祝って千總の和本文様の訪問着に山口美術織物の鶴に松竹梅の唐織の袋帯
をコーディネート。美術鑑賞に準礼装は重たすぎますがこの日は特別。お祝いですものドキドキ
きもの カンタービレ♪
日頃はヘアメイクも着付けもセルフですが、連日の忙しさにくたびれてしまい…、今回は
美容院でお願いしました。しかし「自分でやったほうが良かったのでは…」とのご指摘汗
う~ん、鏡で確認していなかったのですが、確かに…(T_T)
着付け教室に通ったことがないので、こういった機会にプロの方に着付けていただくのは
自分の勉強も兼ねていますが、プロにお願いしても納得いくヘアと着付けは難しい(-。-;)
きもの カンタービレ♪
笹蔓緞子文様の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
秋らしい橙色の帯〆にするつもりがすっかり忘れていて若草色にしてしまいました(゚_゚i)
きもの カンタービレ♪
山口美術織物の唐織の帯はお気に入りです恋の矢
きもの カンタービレ♪
バッグはかづら清老舗、十二段グラデーションのぞうりは四谷•三栄
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪


※会場でのお写真は主催者に許可いただき撮影いただいたものです。



きもの カンタービレ♪ Facebookページ