きものの未来を本気で考える人々が支える一大プロジェクト「きものサローネ」
きものに関わるメーカが新しいスタイルを発信する見本市のようなものでしょうか。
インディーズから老舗まで全国から集まった164社が参加しています。(~10月22日)
そして、トークショーやファッションショー、出展者によるプレゼンテーション、演奏会、
三斎流による呈茶席(初日のみ)などもありきもの好きが楽しめるイベントとなっています。
●呈茶席
三斎流は藤孝の嫡男である細川忠興を祖と仰いでいる茶道の流派です
今年の春の出雲旅行で三斎流のお茶席に入って以来とっても気になっておりました。こちら☆
三斎流の流祖の細川忠興公は千利休の点前の源流に近い形で受け継ぎ記録させ、その後
血筋ではなく実力を持ったものに代々受け継がれてきたのだそう。
武家茶道なので、左には刀がさせるように右に帛紗をつけ、右膝上での所作が多かったです。
柄杓の置き方は直線的。リズミカルなお点前だなあという印象。
女性は奥で点てることから姫点前といわれ、大袖の袂をかばうお点前なのだとか。
姫点前のお席、入ってみたいですね。茶道は他流派のお席が面白い~。
三斎流の御家元は現在は出雲にあります。
出雲の縁結びにちなんでの主菓子。お茶は弥栄の白。美味しかったです。
お棗は出雲大社の天井絵の雲。お茶碗は萩焼のもの。
席主の観翠庵三斎流理事でいらっしゃる梅村尚子さまと
梅村さまのご実家は細川家以外に唯一の九曜紋を許されているのだそう。
●羽田登喜のファッションショー
羽田登喜先生は友禅の重要無形文化財保持者でいらっしゃった羽田登喜男を祖父に
羽田登先生を父にもつ、羽田工房の三代目でいらっしゃいます。
羽田登喜男は鴛鴦で有名ですが、登喜さんは蝶がお好きなようです。
こちらの意匠は額のようになっていて斬新な印象。
登喜先生の作品は甘い砂糖菓子のような可愛らしさ。でも安っぽくない←ここが重要
蝶が舞うような華やかなファッションショーでした。
●でにむどす(秦流舎)のファッションショー
毎日きものを着る方のために、気軽に着られるデニムきものをつくっていらっしゃる秦流舎。
デニム着物といっても色々あるようで、しかも素材は着やすいように進化しています。
男性のきもの率があがっているように思いますが、こんな装いもあり。
旅先でも嵐でもきものを着る私はこういったものも試してみたいところですが、モデルさん
並のスタイル美人でないと難しそう…。
ですが会場には、上手にデニムきものを着こなされた方がいらして勉強になりました!
こうなるとデニムワンピースと変わらないような気もいたしますが、素敵です
デニムの袴というのは作務衣よりスタイリッシュで且つ動きやすそうで良いかも
秦流舎の野中健二社長。お召しになられているのはオイルコーティングされたデニムきもの。
ロックな感じと言っても良いのでしょうか、革のようでもありハードな感じが本来のきものとは
対照的ですが、これはこれで面白いです。
「きものって楽しい♪」と実感させてくれるファッションショーでした。
きものサローネ、会場が2つのビルに分かれていてちょっと不便です。
大雨の中、2つのビルを行ったり来たり、人も多くてわけわからず…。
きものに溺れるよりさきに雨と人に溺れました(x_x;)
色んな方とお話していてサブステージでのトークショーを見逃してしまったり
再会があったり、思わぬ出会いがあったり…。衝撃的なことも…( ̄□ ̄;)!!
夜21時まで開場しているというのもスゴイです。
出展者の皆さま、あと2日頑張ってくださいませ~。
各ブースのご紹介は別記事にて(^-^)/
※ファッションショーのお写真は各メゾンの方より許可をいただいて撮影したものです。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆
【10月20日の装い】東京◇雨(ざんざん降りの雨で濡れます) / 最低気温13℃ 最高気温16℃
前日の観月祭での寒さに懲りて、この秋はじめての袷です。
紫地に紅葉文様の小紋に雀に稲と鳴子の織なごや帯をコーディネート
縮緬無地の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
季節限定文様のきものと帯の組み合わせ。これが私にはきものの醍醐味
雨ぞうりは中野スズミさんの作品。サローネにも出展されています!
台に虹があるのもお気に入り
きものに関わるメーカが新しいスタイルを発信する見本市のようなものでしょうか。
インディーズから老舗まで全国から集まった164社が参加しています。(~10月22日)
そして、トークショーやファッションショー、出展者によるプレゼンテーション、演奏会、
三斎流による呈茶席(初日のみ)などもありきもの好きが楽しめるイベントとなっています。
●呈茶席
三斎流は藤孝の嫡男である細川忠興を祖と仰いでいる茶道の流派です
今年の春の出雲旅行で三斎流のお茶席に入って以来とっても気になっておりました。こちら☆
三斎流の流祖の細川忠興公は千利休の点前の源流に近い形で受け継ぎ記録させ、その後
血筋ではなく実力を持ったものに代々受け継がれてきたのだそう。
武家茶道なので、左には刀がさせるように右に帛紗をつけ、右膝上での所作が多かったです。
柄杓の置き方は直線的。リズミカルなお点前だなあという印象。
女性は奥で点てることから姫点前といわれ、大袖の袂をかばうお点前なのだとか。
姫点前のお席、入ってみたいですね。茶道は他流派のお席が面白い~。
三斎流の御家元は現在は出雲にあります。
出雲の縁結びにちなんでの主菓子。お茶は弥栄の白。美味しかったです。
お棗は出雲大社の天井絵の雲。お茶碗は萩焼のもの。
席主の観翠庵三斎流理事でいらっしゃる梅村尚子さまと
梅村さまのご実家は細川家以外に唯一の九曜紋を許されているのだそう。
●羽田登喜のファッションショー
羽田登喜先生は友禅の重要無形文化財保持者でいらっしゃった羽田登喜男を祖父に
羽田登先生を父にもつ、羽田工房の三代目でいらっしゃいます。
羽田登喜男は鴛鴦で有名ですが、登喜さんは蝶がお好きなようです。
こちらの意匠は額のようになっていて斬新な印象。
登喜先生の作品は甘い砂糖菓子のような可愛らしさ。でも安っぽくない←ここが重要
蝶が舞うような華やかなファッションショーでした。
●でにむどす(秦流舎)のファッションショー
毎日きものを着る方のために、気軽に着られるデニムきものをつくっていらっしゃる秦流舎。
デニム着物といっても色々あるようで、しかも素材は着やすいように進化しています。
男性のきもの率があがっているように思いますが、こんな装いもあり。
旅先でも嵐でもきものを着る私はこういったものも試してみたいところですが、モデルさん
並のスタイル美人でないと難しそう…。
ですが会場には、上手にデニムきものを着こなされた方がいらして勉強になりました!
こうなるとデニムワンピースと変わらないような気もいたしますが、素敵です
デニムの袴というのは作務衣よりスタイリッシュで且つ動きやすそうで良いかも
秦流舎の野中健二社長。お召しになられているのはオイルコーティングされたデニムきもの。
ロックな感じと言っても良いのでしょうか、革のようでもありハードな感じが本来のきものとは
対照的ですが、これはこれで面白いです。
「きものって楽しい♪」と実感させてくれるファッションショーでした。
きものサローネ、会場が2つのビルに分かれていてちょっと不便です。
大雨の中、2つのビルを行ったり来たり、人も多くてわけわからず…。
きものに溺れるよりさきに雨と人に溺れました(x_x;)
色んな方とお話していてサブステージでのトークショーを見逃してしまったり
再会があったり、思わぬ出会いがあったり…。衝撃的なことも…( ̄□ ̄;)!!
夜21時まで開場しているというのもスゴイです。
出展者の皆さま、あと2日頑張ってくださいませ~。
各ブースのご紹介は別記事にて(^-^)/
※ファッションショーのお写真は各メゾンの方より許可をいただいて撮影したものです。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆
【10月20日の装い】東京◇雨(ざんざん降りの雨で濡れます) / 最低気温13℃ 最高気温16℃
前日の観月祭での寒さに懲りて、この秋はじめての袷です。
紫地に紅葉文様の小紋に雀に稲と鳴子の織なごや帯をコーディネート
縮緬無地の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
季節限定文様のきものと帯の組み合わせ。これが私にはきものの醍醐味
雨ぞうりは中野スズミさんの作品。サローネにも出展されています!
台に虹があるのもお気に入り