私が好んで着ているお気に入りのこちらの藍型の単衣小紋。
きもの カンタービレ♪

何度か書いておりますが、これは沖縄で染められた藍型ではないのだそう。
母から譲られたときに、藍型だと聞いていたので、てっきり琉球の藍型だと思い込んでいた
のですが、琉球の藍型は琉球藍の浸染のはず、ですがこれは引き染めであること、しかも
裏からもしっかり引き染めしてあり、一見浸染にみえるものなのだそう(゚_゚i)
おそらく東京で染められたものでは?と、ある琉球紅型の作家先生に教えていただきました。

私としては大ショックだったのですが…、購入した母に言わせると「何か問題でも?」と
あっけらかんとした反応だったので、本人が気に入っていれば琉球ものでも東京ものでも
問題はないのですが、「自分がその違いを見抜けなかったこと」がとてもショックでした汗

なので、正確には藍型風になるのかと思いますが、今では沖縄でも藍型を琉球藍の藍甕で
浸染しているところは少なく、引き染めなので、藍型でいいのだそうです。←う~ん

【10月4日の装い】東京◇曇り時々雨(急に寒くなりました!、湿度が高く不快)
/ 最低気温14℃ 最高気温20℃ 

単衣の藍型小紋に読谷山花織の帯をコーディネート
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
衣紋抜けすぎ…汗
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
無地の縮緬の帯あげは加藤萬、帯〆は伊藤組紐
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
24本富士絹クライシスの雨傘はHANWAY、雨コートは紗布コート
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪

ちなみにこちらは、正真正銘の藍型。故知念貞男先生の作品。
婦人画報1981年5月号の表紙でつかわれたものです。こちらも母からのお下がり。
この違いが、作家の作風によるものなのか、技術的なものなのか、産地のものなのか…、
きっちり見分けられるようになりたいものです(-_☆)
きもの カンタービレ♪

染織文化講座 第7回 「友禅」の重要無形文化財保持者でいらっしゃる二塚長生先生とカメラ
糸目糊置きの技法の真骨頂ビックリマーク誤摩化しがきかない糊をつかった白上げの技法。
素晴らしいお話でした(≧▽≦)ドキドキ
講座記録はBコース終了後、1週間ほどで染織文化講座HPにあがります。
きもの カンタービレ♪

三菱一号館美術館「近代のままざし~印象派と世紀末美術~」レポートは後ほど。
本日も講座&内覧会ですo(^▽^)o


きもの カンタービレ♪