音楽も美術も前衛的なものの良さ?が、理解できておりません(・_・;)
作家の主張が、「グワーっ」と迫ってくるものと向き合うのにはパワーがいるというか、
引き込まれたら怖いというか…、何となく及び腰になってしまって、遠のいていきます。
美しいものには魅かれるのですが、前衛的なものを楽しむ境地には未だ至らず…。

でも見なければわからないし、理解できなければつまらない←欲張り
映像や写真のような平面ではわからなくても、肉筆の陰影や凹凸を肉眼で見たらわかるかな…。
何より機会があったら楽しまなくっちゃ♪ 今回は草間ワールドにどっぷり浸かってみることに。
やるときはトコトン!?何といっても、この作品のタイトルは「自己消滅」ですからσ(^_^;)
きもの カンタービレ♪

というわけで、遥々やってまいりました。軽井沢ニューアートミュージアムにて開催中の
「わたし超スキッ!! 草間彌生 ー世界を感動させた自己愛ー」展 へ (~9月23日)
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草間彌生の世界といったら、やはり「水玉」でしょうビックリマーク
様々なところで目にする草間ワールドの水玉は、明るくポップなように見えて、どこか違います。
ルイヴィトンとコラボレーションしたという、バッグは異空間のもののようでどこか落ちつかない
印象なのですが、そこが魅力なのでしょうね(゚_゚i)
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草間彌生さんは幼少の頃から周りのものが水玉や網目にみえる幻覚や植物や動物が自分に
語りかけるという幻聴に悩まされ、その恐怖から逃れるためにそれを描いたのだとか。
あの作品に埋め尽くされた水玉は、恐怖から身を隠すための隠れ蓑のようなものだそうです。

初期の作品は意外にも色のトーンが暗い。後の水玉になっていく「点」
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こちらは思わず足を止めて気になった両面に描かれていた作品。「無題」
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪

草間彌生さんは下書きもせずにただひたすら描きつづけるのだそう。
何か吐き出したいものがあるのか…。作品点数はスゴい数がありそうです。
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コラージュされている作品には、鳥の写真コラージュ多いようですが意味不明汗
巣箱のようなものもあったし、何か想いがあるのかしら…。
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まるでヘモグロビン!?のようですが、「星屑の集積」というタイトルでした。
タイトルは描き終わってからつけられていることが多いようです。この絵は今展示会の
ポスターで草間彌生さんがお召しになられているお洋服のテキスタイルにもなっています。
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これは好きドキドキ モノクロの「レモンスカッシュ」
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かぼちゃがいっぱいの「レペティテイプ ビジョン」
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何と、草間彌生さんが隠れていますビックリマーク
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草間彌生の「かぼちゃ」は、アッシュ•リンクスのように逃げたしたくなるぐらい怖い
時もあるのだけど、「PUNPKIN PUNPUKIN」はこの広い空間展示では素敵に思えました。
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網目と水玉は別々のもののように見えるけど、地の部分を強調して見ると水玉に見えたり
反転してみると網目に見えたり…。様々な色をつかって同じモチーフをつかっていても
新たな印象を与える作品となっているとのことですが…、違うことはわかっても、伝えたい
ものは、理解できないでいます。あっ、伝えたいとか思ってないのか…。
きもの カンタービレ♪

今、草間彌生展は世界中のアチコチで開催され、そのモチーフはあらゆるところで目にします。
年代を追って草間作品のみをじっくりみたら、その世界観と作品への理解ができるかなと
思って参加した特別内覧会。現地点ではよくわかりませんが、一筋の光明は見えたような…(*_*)

「PUNPKIN PUNPUKIN」は併設されているイタリアンレストランのデザートにもなっています。
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今回、美術内覧会ツアーに参加して何故か結婚式に参列するというハプニング…あせ
ではなく、ランチタイムに行なわれた模擬結婚式でした。
きもの カンタービレ♪
この軽井沢ニューアートミュージアムでは、こちらの美術館が所蔵する作品の前で愛を誓う
美術館結婚式ができるのだそう。
美術館ならではの本物の絵画を生かした結婚式をするには、その絵の格にあわせた格の
テーブルセッティングがとっても重要でしょう…。どんなものになるのか楽しみでもあります。
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ミュージアムショップには草間彌生ワールドのグッズが。
草間彌生テイストの水玉の傘があったら欲しかったな~。是非つくってください!
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※展示会場内での撮影と「きものカンタービレ♪」への掲載の許可をいただいております。