きものイベントと展示会をはしご巡りしております(@@);;
「いとなみの自然布展Ⅱ」が開催中のシルクラブさんへ
江戸時代に綿が普及するまでは布といえば麻のことでしたが、麻の栽培がされるまで、
古代の人々は野山に自生する植物から繊維を取り出して布を織っていました。
その代表的なものが藤布、科布、そして葛布です。これらは古代布といわれています。
シルクラブにて開催中の「いとなみの自然布展Ⅱ」のテーマは「糸のなりたち」
自然と共存しその恵みである植物から糸を紡ぎ交差させ布を織りあげる。自然の賜物である
布は見ているだけで癒されます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
植物繊維を大きく分けると3つ、種子繊維(木綿)、靭皮繊維(大麻、苧麻、亜麻、葛、科など)、
葉脈繊維(芭蕉、マニラ麻、パイナップル、竜舌蘭)
昔々はその地域で織られ受け継がれてきたものですが、現在では保存会で技術を継承して
いく形になっています。
こちらは大麻で織られたもの。
大麻というとエッΣ(゚д゚;)?というイメージがありますが、現在の繊維用の大麻は品種改良
され薬理作用を含まないと聴いたことがあります。
栃木の大麻博物館の館長さんもいらしていたのですが、お話をお聴きする時間はなかった
ので、いつか博物館に行ってみたいな~。
私が心魅かれたのは、葛布。
繊維を撚らずに織られ、経糸には綿や絹をつかって織られたこの布の艶と光沢が美しい~
黄檗と紫鉱(正倉院御物にもあるラックカイガラムシの樹脂)で染められた葛布の女袴。
むむむっ、これは(ノ゚ο゚)ノ!
ご遷宮の際の装束、束帯の上につける明衣。木綿(ゆう)という麻でできていると、以前に
宮内庁書陵部の方に教えていただいたのですが、昔々は古代布でつくられていたのかも。
こちらの葛布の光沢と質感、とても似ている気がしました。
着込んで死装束としたい…。
縁起でもない!と言われましたが、着心地と質感を重視したら、これはありかも。。。
でも自分のワードローブに合いそうな帯もなく…。アドバイスいただき合わせていただきました~。
これは葛の花を表現したいう葛布の帯。
織元の村井龍彦さん。
以前、宮古島ツアーにお声がけいただいたのに参加できなかったことを今でも悔いています。
次こそは是非!参加します。
葛布の日傘も素敵でした! 持ち手は桜の樹。
陽射しをこの光沢感で遮るのは幸せかも~
葛布でつくられた直垂
葛布でつくられた狩衣
そして、葛布でつくられた裃
葛布の光沢感にすっかり魅せられた私:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
シルクラブさんでは、イベントの時にカフェが併設されることもあります。
いただいた、水だし煎茶とチェリーと寒天のコンポート。美味しかった(≧▽≦)
この後は、IKESYOKU(イケテル職人)展が開催中の新宿伊勢丹へ (~11日まで)
工房見学をさせていただいた雪花絞りの張正さんの鵜飼小百合さんが実演にいらっしゃる
とのご連絡を受けて伺いました。 雪花絞りをはじめ有松工房見学レポはこちら
13mの生地が折り畳まれてタワーになってます。
小百合さ~ん、ありがとうございましたm(_ _ )m 来年は有松絞り祭り行きます!
お願いしていた雪花絞りが出来上がってきたので、この夏は楽しみ~♪
単衣の時季からきもののように着るつもりです。
廣瀬染工場の4代目、江戸小紋染職人・廣瀬雄一さん。
ソロモン流の賢人としてご紹介されたそうで、イケメン職人として私の周りでも有名でした。
そういえば、以前awaiさんにお聞きしたような…。
手際良く、パパッとされてました~。そして江戸小紋ストール人気なのですね。
銀細工職人の松原智仁さん。同じく銀細工職人の岡部さんご夫妻とのコラボだそうです。
銀細工の帯留ですが、根付としてつかっても可愛い。
さらにこの後は、呉服屋さんへ
遊び心あるなかに職人の技が生かされた作品!。着姿楽しみにしてますよん~♪
ここでタイムアップ!
お伺いできなかった展示会もございますが、またの機会に。
【6月8日の装い】
雪輪柄の単衣の結城紬に波に千鳥の染めと刺繍の絽塩瀬の帯をコーディネート。
ああ、結城の柔らかくて身体に沿う着心地は何て心地よいのだろう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
鉄線文様の絽の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
バッグはRADLEY、ぞうりは菱屋カレンブロッソでのお誂え
白場多めのトリコロールコーディネート?
帯アップはこんな感じ。
「いとなみの自然布展Ⅱ」が開催中のシルクラブさんへ
江戸時代に綿が普及するまでは布といえば麻のことでしたが、麻の栽培がされるまで、
古代の人々は野山に自生する植物から繊維を取り出して布を織っていました。
その代表的なものが藤布、科布、そして葛布です。これらは古代布といわれています。
シルクラブにて開催中の「いとなみの自然布展Ⅱ」のテーマは「糸のなりたち」
自然と共存しその恵みである植物から糸を紡ぎ交差させ布を織りあげる。自然の賜物である
布は見ているだけで癒されます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
植物繊維を大きく分けると3つ、種子繊維(木綿)、靭皮繊維(大麻、苧麻、亜麻、葛、科など)、
葉脈繊維(芭蕉、マニラ麻、パイナップル、竜舌蘭)
昔々はその地域で織られ受け継がれてきたものですが、現在では保存会で技術を継承して
いく形になっています。
こちらは大麻で織られたもの。
大麻というとエッΣ(゚д゚;)?というイメージがありますが、現在の繊維用の大麻は品種改良
され薬理作用を含まないと聴いたことがあります。
栃木の大麻博物館の館長さんもいらしていたのですが、お話をお聴きする時間はなかった
ので、いつか博物館に行ってみたいな~。
私が心魅かれたのは、葛布。
繊維を撚らずに織られ、経糸には綿や絹をつかって織られたこの布の艶と光沢が美しい~
黄檗と紫鉱(正倉院御物にもあるラックカイガラムシの樹脂)で染められた葛布の女袴。
むむむっ、これは(ノ゚ο゚)ノ!
ご遷宮の際の装束、束帯の上につける明衣。木綿(ゆう)という麻でできていると、以前に
宮内庁書陵部の方に教えていただいたのですが、昔々は古代布でつくられていたのかも。
こちらの葛布の光沢と質感、とても似ている気がしました。
着込んで死装束としたい…。
縁起でもない!と言われましたが、着心地と質感を重視したら、これはありかも。。。
でも自分のワードローブに合いそうな帯もなく…。アドバイスいただき合わせていただきました~。
これは葛の花を表現したいう葛布の帯。
織元の村井龍彦さん。
以前、宮古島ツアーにお声がけいただいたのに参加できなかったことを今でも悔いています。
次こそは是非!参加します。
葛布の日傘も素敵でした! 持ち手は桜の樹。
陽射しをこの光沢感で遮るのは幸せかも~
葛布でつくられた直垂
葛布でつくられた狩衣
そして、葛布でつくられた裃
葛布の光沢感にすっかり魅せられた私:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
シルクラブさんでは、イベントの時にカフェが併設されることもあります。
いただいた、水だし煎茶とチェリーと寒天のコンポート。美味しかった(≧▽≦)
この後は、IKESYOKU(イケテル職人)展が開催中の新宿伊勢丹へ (~11日まで)
工房見学をさせていただいた雪花絞りの張正さんの鵜飼小百合さんが実演にいらっしゃる
とのご連絡を受けて伺いました。 雪花絞りをはじめ有松工房見学レポはこちら
13mの生地が折り畳まれてタワーになってます。
小百合さ~ん、ありがとうございましたm(_ _ )m 来年は有松絞り祭り行きます!
お願いしていた雪花絞りが出来上がってきたので、この夏は楽しみ~♪
単衣の時季からきもののように着るつもりです。
廣瀬染工場の4代目、江戸小紋染職人・廣瀬雄一さん。
ソロモン流の賢人としてご紹介されたそうで、イケメン職人として私の周りでも有名でした。
そういえば、以前awaiさんにお聞きしたような…。
手際良く、パパッとされてました~。そして江戸小紋ストール人気なのですね。
銀細工職人の松原智仁さん。同じく銀細工職人の岡部さんご夫妻とのコラボだそうです。
銀細工の帯留ですが、根付としてつかっても可愛い。
さらにこの後は、呉服屋さんへ
遊び心あるなかに職人の技が生かされた作品!。着姿楽しみにしてますよん~♪
ここでタイムアップ!
お伺いできなかった展示会もございますが、またの機会に。
【6月8日の装い】
雪輪柄の単衣の結城紬に波に千鳥の染めと刺繍の絽塩瀬の帯をコーディネート。
ああ、結城の柔らかくて身体に沿う着心地は何て心地よいのだろう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
鉄線文様の絽の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
バッグはRADLEY、ぞうりは菱屋カレンブロッソでのお誂え
白場多めのトリコロールコーディネート?
帯アップはこんな感じ。