美しいキモノ×NHK文化センターのコラボ講座へメモ

木村孝先生は染織研究家であり随筆家でいらっしゃいますが、現在OA中のNHKEテレ
「にっぽんの芸能」の「ナンノの着物ことはじめ」では、さまざまなきものにまつわる
お話をされています。
テレビの世界で見るきものは舞台衣裳のようなきものがほとんどで、なかなか本物を見る
ことができないから、このコーナーでは伝統の技を駆使した本物の友禅をお見せしたいとのこと。
たくさんの視聴者の方に、きもの本来美しさが届くと良いですね。私も楽しみにしております。

木村孝先生とカメラ
きもの カンタービレ♪

孝先生がお召しでいらっしゃるのは、墨流し文様の単衣の小紋。
墨流しは染めの世界では墨割りという技法になるのでしょうか。
この小紋は型染めで一部手挿しで模様付けがされているのだそうです。
帯は刺繍のようにもみえる、織のなごや帯です。
唐草文様だと思いますが、遠目には貝文様に見えました目
そして、長襦袢は明るい山吹色。

講義の中でもお話がありましたが、長襦袢に色をつかうときは色は冴えた色で。
表に影響を与えないクリーム色、ピンク色、若草色などを選ぶと良いそうです。
この色(長襦袢の黄色)はきものとして着られないけど、チラッとみえると効果的とのことビックリマーク

孝先生の写真のポージング、何と美しくていらっしゃるのでしょう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

この時季(この日は5月30日)、皆さんお悩みになるのが、単衣?袷? 
初夏は先取りしても良い。(孝先生は単衣のきもので、帯、半衿、帯あげは袷仕様です)
あまり細かなことにはこだわらない。悩むよりもとにかく着たほうが良いビックリマークとおっしゃっていました。
きもの カンタービレ♪

衣服というのは着る人のためにある。そして着る人の気分を表す。
言葉、歌なり俳句なりがその人を表現するもののひとつのように、衣服もそう。それが楽しみ。

着物がなければ日本の古典芸能はなかった。
着物を着ることによって着物の扱い、袖の扱いなどの美しい所作が生まれる。
女性はキレイなものを着ると着たとたんにパッと華やかに美しくなります。
女を取り戻すためにも、着物を着ましょう!

とのお話でした(^-^)/

孝先生の講座には、素敵なきものをお召しになられた受講生の方々がたくさんいらっしゃいます。
皆さまの装いを見せていただくのも私の楽しみのひとつ♪
この日は雨だったのですが、それでもきもの率は高かった!

お声がけくださった皆さま、ありがとうございましたm(_ _ )m


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