展示会ラッシュの春ですさくら
きもの カンタービレ♪

表参道の桃林堂ギャラリーさんへサーチ
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「伊兵衛織」創作展の最終日でした。
玉繭から手紡ぎした玉糸を撚りあわせ、通常の紬糸の4倍の太さの糸で織りあげられる
伊兵衛織は、重くドッシリとしていますが身体に添いシワにならない。
単衣に仕立てで秋から春まで着られるとのことで、とても興味がありました。
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残念ながら、伊兵衛織をつくるために必要な玉糸がもう手に入らないとのことで、
これが最後の受注会となってしまうのだそうです(>_<)←そんな~汗
材料がつくられない、道具がつくられない、良いものが後世に残らなくなってしまうのは
本当に本当に残念なことです(ノ_-。)
この展示会、ご紹介したかったのですが「お問い合わせいただいても対処できないので…」
とのご当主からのお話でしたので、撮らせていただいた写真をチラッとだけ。| 壁 |д・)
きもの カンタービレ♪
着心地の中でも「身体に添う生地の落ち感ビックリマーク」が、きものを楽に着られるかどうかのポイント
のひとつひらめき電球という考えに至った私には、最近気になるざざんざ織とともに魅力的な織物です。
ざざんざ織と元は同じなのだそう。
雑誌などで拝見したものは渋い色調の縞の印象が強かったのですが、見本裂地には明るい色
や縞でも浮き立つような変わり格子もあり、これなら着こなせるかもビックリマークっと心が動かされました。
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「京縫」の下司喜三子先生の職歴60周年記念展示会に銀座アートホールへサーチ
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下司喜三子先生とカメラ
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下司喜三子先生のお父様は、日本刺繍師の大家である福田喜三郎氏。お兄様は人間国宝
の福田喜重先生でいらっしゃいます。
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先生の作品は、糸が美しいキラキラ
面をガッツリ埋め尽くすのではなく、糸の美しさが現れる「間」がある繊細な縫いです。
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意匠には主張しすぎず品があります。
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先生のお弟子さんが下司先生の帯をされていたので撮らせていただきましたカメラ
地紋の立った京紫色地のきものに映えてとても上品な装いでいらっしゃいました~ラブラブ
きもの カンタービレ♪
6年前ぐらいでしょうか、京都の工房を見学させていただいたことがございます。
実演も見せていただきましたが、針に迷いが無く早い!ことに驚きました。
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刺繍教室の生徒さんの作品展も同時開催されていました。
ここまで自分でできるようになったら、きものが更に好きになるでしょうね。羨ましいです!
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春の花咲くこの時季はきものの展示会シーズンですが、残念ながら行けなかったところも…。
これに懲りずにまたご案内いただけましたら幸いですm(_ _ )m
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【3月31日の装い】
木綿の紫根染にすみれの描かれた染め帯をコーディネートしました。
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木綿のきものですが、胴裏は絹地をつかっています。木綿と絹では伸縮率が違うために
袋になりやすいのでおススメはしませんが、とても着やすくお気に入りのきものです合格
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翡翠色の無地の縮緬の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房。
紫×緑の色あわせは好きなカラーコーディネートです。
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籠バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
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京都レポ、忘れているわけじゃございません。
リアルタイムの記事を優先しつつあげていきます(^-^)/


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