きもの文化検定祝賀会の前日に行われた工房見学サーチ
今年は、友禅工房コースと西陣織コースがあり、私は友禅工房コースを選択しました。

というのも、手描き友禅や型友禅の工程などは何度か見学したこともあり、
きもの文化検定の公式教本はじめ、さまざまなところで知ることができるのですが、
今や主力ともいわれるローラー捺染やインクジェット友禅についてはよく知らなかったので、
以前からインクジェットの工房見学がしたいです!とリクエストしていたのですv(^-^)v

インクジェット友禅については以前から気になっていました。
インクジェットということは、染料による染めではなく、インクによるコピー機での印刷?
コピーできるなら良いものが少ないのはなぜ? つくれないのか、あえてつくらないようにしてるのか?
コピーならどうして伝統工芸の証ともいえる京友禅の証紙がついているのか?
やはり、百聞は一見にしかず、自分の眼で見てお聞きしてみたいと思っておりました(-_☆)

今回の工房見学先は、4カ所
池山◇浸染
関谷染色◇手描き友禅
服部染工◇機械捺染(ローラー捺染)
かね井染織◇スクリーン捺染とデジタル染(インクジェット友禅)

手描きで染めるものから、量産できるように型をつかう捺染、そして型をつかわず量産するデジタル染
まで見学できるようになっていて、とても有意義でした合格

結論からいえば、機械化されていてもそれぞれに「匠の技」が不可欠であり「職人」がいる、
ということが実感できた日であったということでしょうか。

別記事にて紹介していきます。

【3月1日の装い】
雨の予報だったので、水に強い久米島紬にいたしました。
久米島紬に縮緬地の鳥文様の型絵染めの帯をコーディネート。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯あげは無地の縮緬、帯〆は龍工房
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
籠バッグは松枝忍、ぞうりは伊と忠の晴雨兼用
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
午前中は羽織でしたが、午後から土砂降りの雨雨となり、雨コート姿になりました。
で、羽織を忘れないように!と気をつけていたら何とバッグを忘れそうになるという(-。-;)
きもの カンタービレ♪

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