錦秋の京都レポのつづきです(^-^)/

比叡山の借景と紅葉が美しい圓通寺にてカメラ
きもの カンタービレ♪

早朝の嵐山からホテルに戻って朝食割り箸
ビュッフェスタイルの洋食をいただくことが多いのですが、珍しく和食をチョイスいたしました。
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お部屋でゆったり過ごして、お昼にチェックアウト。
ブライトンホテルのホスピタリティはとても心地よく快適な滞在でしたドキドキ

黒光りの床に写る紅葉で有名な岩倉の実相院へ行くつもりだったのですが、タクシーの
運転手さんのお話によると、床紅葉の見頃は先週だったとのこと。この時間でこのお天気
なら比叡山がよく見える圓通寺がおススメとお聞きしそちらにいってみることに。
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圓通寺は後水尾上皇が「京都で一番美しく比叡山が見える場所!」を12年の歳月をかけ
探し求めこの地につくられた幡枝御所跡にあります。修学院離宮が完成した後は近衛家に
下賜され、後に皇室の祈願所の寺院となりました。
圓通寺は水の便が悪く、それ故に修学院離宮が建てられたのだそう。
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後水尾天皇の中宮であった東福門院和子(徳川秀忠と江の娘)は、尾形光琳・乾山
兄弟の実家である雁金屋を取り立てたとされる、当時のファッションリーダー。
この時代の小袖が寛文小袖です。日本初(世界初かも?)のファッションカタログといえる
雛形本の「御ひいながた」が発刊されるのは1666年(寛文6年)のことです。
どうやら、ご夫婦揃って卓越した美的センスの持ち主だったようですね。
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苔の緑と真っ赤な紅葉、緑の杉の間から見える比叡山の美しいことヽ(゚◇゚ )ノ
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薄赤く紅葉した比叡山を借景とした枯山水庭園は日本画のようです
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大小40あまりの庭石は後水尾天皇が自ら配されたのだそう
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かつて圓通寺では写真撮影を禁止していたそうですが、この比叡山がみえる借景素晴らしい
庭園をできるだけ多くの人に広めて残しておきたいというお考えから、この庭の撮影が認め
られています。比叡山を美しく写真に収めるのは難しいそうですが、この日はバッチリでした合格
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交通の便が悪いのとバスが乗り付けられないことから団体客もいなくて、どこへいっても
大混雑の錦秋の京都とは思えないほどひっそりとしています。
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色のコントラストも美しいキラキラ
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遮るものがないこの比叡山の借景を守る為に、京都市では眺望条例制定し、建物の高さや
屋根の形も決められているのだそう。
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この奥行きがある開放感:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
いつまでもボーッとしていたいところですが、八瀬へ向かいます。
この時季はタクシーは貸切状態のものばかりで流しはほとんど走っていません。
この周辺はとくに捕まらないとのことでしたので、待っていていただきました。

京都レポ、まだまだつづきます(^-^)/


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