伊勢神宮レポの途中ですが、お休みしていた「ご質問にお答えします!」を復活します。

ご質問にお答えします!は、同じ質問をくださる方が複数人いらっしゃることから、
他にも同じことを知りたい方がいらっしゃるのかも?と思ってつくったコーナーです。

備忘録を兼ねた、レポートや覚書記事もたまっておりますので、そちらを優先的に、
きもののお手入れレポに関しましては反響が大きいので、定期的に続けていきたいと思ってます。

さて、いよいよ第7回きもの文化検定の試験が来週に迫りました。
1級受験される方から傾向と対策のご質問をたくさんいただいております。
お役に立てるかどうかは全くわかりませんが、個々にお答えさせていただきました。

中でも多かった「1級対策のおすすめの本を紹介してください」というご要望。
試験対策というだけでなく、きものを知る上でとても役立った本をいくつかご紹介します。

きものの変遷を学ぶにおいて糸口となる服飾様式の三原則を理解するのが大前提です!
①服飾漸変(服飾は急激には変化しない)
②表皮脱皮(下着として着られていたものが表着化していく)
③形式昇格(下位にある服飾形式が上位の服飾として昇格していく)
きもの文化検定ではきものの変遷にまつわる問題がたくさん出題されています。



●『日本の女性風俗史』 切畑健著
時系列に沿って、服飾だけでなく髪型の変遷も見られます。
髪型や小物についての出題も過去にはありますが、写真でみるとイメージがつかめるので
おすすめですビックリマーク
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●『十二単のはなし~現代皇室の装い~』 仙石宗久著
衣紋道に関する問題は昨年の1級問題にも出題されていますが、やはり抑えておきたいところ。
忘れもしない、はじめての2級検定問題では皇太子殿下ご成婚の装束の問題がありました。
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●『江戸のきものと衣生活』 丸山伸彦著
きものの変遷を学ぶ上では、平安期と江戸期が欠かせません。
色から形への衣服装飾の変遷がつかめたら、服飾史を知る糸口がつかめます。
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●『きものを裂のことば案内』 長崎巌著
きもの文化検定を受けるなら、この本はmustビックリマークことば案内というよりは事典ですが、
とてもわかりやすくまとめられているので、文化検定受験者にとってはバイブルになります。
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●『男のきもの大全』 早坂伊織著
男のきもの本として知りたいところだけをPUして読んでいたのですが、侮るなかれビックリマーク
過去にはこの本の中からいくつか1級問題がでています。
男のきものだけでなく、きもの実生活に役立つ知識がわかりやすく書かれています。
謂れや成り立ちの裏打ちもしっかりされている本です。
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1級対策にはおさえておきたい5冊です。他にもたくさんありますが、追々ご紹介したいと思います。
過去のセミナーの講師の先生のお話は、その年にでなくとも翌年にでている傾向があります!
『きものカンタービレ♪』の過去記事には、過去のきもの文化検定セミナーレポもありますので、
検索してみてくださいビックリマーク

受験される皆さま、頑張ってくださいね(^-^)/
くれぐれも時計は忘れないように!

来春の合格記念祝賀会でお会いいたしましょうドキドキ

2012年きもの文化検定合格記念祝賀会atハイアットリージェンシー京都にて
史上最年少3級合格の西口茉莉花ちゃんとカメラ 将来の和文化をしょって立つ大和撫子です!
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連続ドラマ小説「カーネーション」がOA中で時の人だった、コシノジュンコ先生とカメラ
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