書きたいことは溜まっているのですが、ハードディスクの復旧が未だ済んでおらず
先日の京都滞在の写真が取り出せないので、「ご質問にお答えします! 」は
来週以降に持ち越しますm(_ _ )m

明日からの伊勢神宮参拝の準備もまだ、さまざまなことに追われてバタバタです(@@;;;
そんな中でも、貴重な先生方のお話を聴けるチャンスは極力逃さないようにしております。
午後は朝日カルチャーセンターで行われた、木村孝先生のセミナーへメモ

木村孝先生とカメラ
孝先生の装いは、ひき茶色の利休茶色にグレー地の縞の単衣の江戸小紋。
ひき茶色が入った色目のことを、利休○○というのだそう!
裏はオリーブ色の無地の引き染です。帯は撚りの強くかかった三味線の糸をつかって織られた
夏帯。9月は裏地のない夏衣(単衣)なので、帯、小物は夏物。色目は秋らしく。
きもの カンタービレ♪
孝先生のお話から一部抜粋。

家で眠っている大島紬があったら単衣のコートにするといいですよ。
軽くてシワになりにくいのでバッグにしまって持ち歩きやすい。
茶色の泥大島には朱色の染料をかけると赤茶色のいいコートになるのでおすすめ。
さらに青色をかけると藍大島になります。
新しいきものを買うばかりでなくこういった試みは面白い。

※紬の染め替えはあまりしたことがないのですが、体型が丸出しになってしまって敬遠
している白大島を染め替えて単衣のコートにしてみようひらめき電球

“出ず入らず”という言葉がありますが、出過ぎることもなく足りないこともない
といのは大切。中庸ということ。
過不足のないきものとして一つ紋付の色無地は便利。礼を尽くした装いであり、
帯で季節感をだすことができます。

※色無地の着こなしは苦手なので敬遠しているのですが、やはり礼を尽くした装いをしなければ
ならないこともあり…、改めて考えさせられました。

孝先生の著書の最新刊「女の嗜み」の中で中庸について深い話が書かれています。
他にも、大人になっての出会いには相手が思うところがあって寄ってくる場合が多々ある
“一友が増えると、一憂が増える”、私は手痛い目にあってからようやく気がつくので、
先生の慧眼に感服いたしました…。エスパーのようです(>_<)
“日記は先生”という日記のすすめの中には、ブロガーの私としては耳が痛いようなことも
書かれていたり…、自分を戒める意味でも、バイブルとなる本です。

「女の嗜み~今、伝えておきたいこと」 染色研究家/随筆家 木村孝 著
Amazonから購入できます↓


この後は、田畑喜八先生のギャラリートークを聴きに目黒雅叙園に向かいます('-^*)/

【9月29日の装い】
四季草花文様の刺繍の単衣一つ紋付訪問着に河合美術織物の露芝にウサギの夏袋帯
をあわせてコーディネート。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
十五夜に合わせてこの帯を選びました。
帯あげは絽縮緬の絞り、帯〆は龍工房。帯〆はもっと軽いもののほうが良かったかも。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
バッグはかづら清老舗、ぞうりは四谷•三栄の十二段グラデーション
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
刺繍の色づかいがとても気に入っていますドキドキ
6月の結婚式に招かれるたび着ている単衣の一つ紋付訪問着です。
温暖化の昨今では単衣を着ることが増えそうなので、単衣の準礼装ものを増やしていきたい
と考えています。
きもの カンタービレ♪
光沢のある絹糸をつかった両面刺繍になっているので、単衣用に。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

秋文様の紗合わせの道行。残暑が厳しい昨今、あまり着ていないのですが、お気に入りですラブラブ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
透かしてみるとこんな感じです。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
紗合わせの道行は春から秋にかけて着ることができますが、紅葉文様なので初秋のみ。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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