大相撲九月場所千秋楽の記事、お待ちくださいませm(_ _ )m
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丹後小旅行のつづきです!

帯の織機は手機(てばた)も力織機(りきしょっき)も見せていただいたことがありますが、
イマイチ織機の構造が掴みきれていません…(_ _。)

織機のしくみは、経糸を一定の張力で固定し、経糸をグループに分けて上下運動させて、
杼(緯糸)を通して打ち込むものですが、織の組織や技法によって異なってきます。

色んなところでお話をお聞きしたり見せていただいたりしているうちに、少しでも
わかるようになりたいな~と、気長に考えています。

今回は、丹後で織られている西陣の帯の工房を見学させていただきました目
きもの カンタービレ♪
右◇整型された経糸を巻きつけてある千切(ちきり)
左◇緯糸を経糸に通すための杼
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
柄の設計図である紋意匠図とフロッピー
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
左の紋意匠図が織りだされるとこんな感じになるのです!
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

こんな素敵な唐織も織られていました!
きもの カンタービレ♪
唐織の地は三枚綾といわれる綾織(斜文織り)が主流。絵緯(えぬき)といわれる緯糸を
交互に織りいれて文様を織りだします。
きもの カンタービレ♪
細かな色の指示が書かれていました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

紋意匠図の方眼の升目に指示彩色する把釣り←綴の把釣孔とは別のもの
紋意匠図の右側にある緯糸の色事に色棒線で指示をだしているメートル
これは過去のきもの文化検定1級セミナーで要チェックといわれていますビックリマーク
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
表は一見刺繍のようにも見えますが、裏には糸が通ってます。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

綜絖とは緯糸が通る杼の道をつくるために経糸を上下させる紋織りの機ごしらえのこと。
これが千切で、千巻で、筬で、踏み木で、棒刀で…、っと指差し確認中
きもの カンタービレ♪

帰り際に、帯の裂地をいただきましたヾ(@^▽^@)ノ
きもの カンタービレ♪
このまま持っていても勿体無いので、さっそく牛田織物さんで小物をつくっていただくことに。
懐紙入れと葵バッグをお願いしました!
きもの カンタービレ♪

ご案内してくださった牛田織物会長夫妻さま、この旅をコーディネートしてくださった
きもの学の先輩の皆さま、本当にありがとうございましたm(_ _ )m

きもの学レポも近いうちに。←かなり記憶が風化してます汗

リアルタイム記事と併走しつつ、重陽の節句、木村孝先生の高島屋トークショー、
沖縄工芸展産地講座、などもあげていきます!


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