婦人画報×美しいキモノ 京の美と技「KIMONO展」at 百段階段、本日より開催ですビックリマーク
プレス発表会&内覧会のつづき。※内覧会ですので特別に撮影許可をいただいております。

目黒雅叙園の百段階段は、格天井や欄間に美しい日本画が描かれた七つの部屋を、
九十九段の階段廊下で繋いだ、江戸文化の贅を受け継ぐ昭和の色彩空間。
鏑木清方をはじめ昭和初期のそうそうたる画家の花鳥風月画を見ることができます。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
この百段階段だけでも見応え充分!なので、これに勝るとも劣らないものが展示されるのですが、
展示の仕方に工夫がこなされているので、いつみても面白いです。

【十畝の間】伝統的技法で知る“きもの”の世界
西陣織を通して、伝統的技法を駆使してつくられたものが紹介されています。
きもの カンタービレ♪
昭和18年(1943年)に西陣工業織組合によってつくられた「唐織扇面流し貼交屏風」
きもの カンタービレ♪
「織物貼交屏風」
さまざまな技法で織られた裂地が貼られてつくられています!
きもの カンタービレ♪
解説付きのパネルもあり、きものヲタクには垂涎のものです(≧▽≦)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

【漁礁の間】色彩空間で観る京染めの名門 田畑喜八の世界
文政8年(1825年)創業の御用誂え染師の田畑家の珠玉のコレクションが展示されています。
きもの カンタービレ♪
田畑喜八先生とカメラ えっとσ(^_^;)、この先生の行く手を阻むようなポージングは、
「写真を撮る時は左袖をきちんと見せなさい!」という、田畑先生のご指導によるものですあせる
先生にきものと帯のコーディネートを誉めて頂きましたヾ(@^▽^@)ノ
田畑先生、とっても気さくな方でお話も面白い!大ファンになりましたドキドキ 
NHK文化センターのセミナーにも行きたいなあ…。次の日からお伊勢参りなので諦めていた
のですが、また強行スケジュール決行かしらん。。。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
私がテンション上がりまくりラブラブで見た、波に鶴文様の振袖は三代田畑喜八(人間国宝)の作品。
美しいキモノ2012年夏号に掲載されていたものです。
三代喜八のお嬢さま(五代喜八先生のおばさま)の婚礼衣装として三代喜八がつくったもの。
鶴を描かせたら三代喜八に勝てる人はいないそうです。
そして、これをみただけでわかるといわれる、田畑の赤ビックリマーク
きもの カンタービレ♪
三代喜八は田畑先生が大学生の頃にお亡くなりになったそうですが、先生が子供の頃は、
おやつにひっぱっられて三代の仕事ぶりを見せられて教育されていたとおっしゃっていました。

左◇朱ぼかし綸子地牡丹文様振袖 昭和36年(1961年) 四代田畑喜八作
右◇円地縮緬地波濤文様振袖 平成4年(1992年) 五代田畑喜八作
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

鳥の意匠好きなので、食い入るようにしてみてしまいました~(≧▽≦)
糊防染、白あげ、刺繍、摺匹田の技法が駆使された御所解文様の逸品。
萌黄縮緬地瑞鳥御所解友禅染振袖 (江戸時代) 初代 田畑喜八作
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
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う~ん、ご紹介しきれません、是非ご自分の眼で見てくださいね。
つづきは後ほど('-^*)/


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