友禅と絞り染、この二つの技法を併用し独自の作品をつくっていらっしゃる木原明先生の展示会へ
工芸会の作家さんの逸品をみることができる羽衣染織逸品展は(~7月24日まで)
木原明先生の作品解説は(7月21日、22日 各日11時~17時まで)
木原明(きはらあけし)先生と 二人とも顔が固い…(;^_^A
先生の作品は、日本伝統工芸展できものに穴が空きそうなぐらいジーっと見せていただいて
いるのですが、先生にお会いできたのははじめてですヾ(@^▽^@)ノ
友禅と絞りの技が駆使された作品がズラリと展示されています
先生のスケッチされた山野の花々と帽子絞りの見本
過去の日本伝統工芸展に出品された作品と同じモチーフでつくられた帯も。
昔の作品は友禅よりも絞りの技法を駆使されたものが多いそうです。
木原明先生は友禅作家の木原生長氏のご長男として生まれ、幻といわれた辻が花染めの
研究と復元に功績を残された小倉建亮氏に師事されています。
木原明先生独自の絞りと友禅の技法の併用は自ずと生まれてきたのかも…とのことでした。
光があたる明るい部分は友禅で、葉や背景の影は絞りで表現された奥行きがある作品。
着用した時のバランスを重要視されていて、小下絵から下絵を何度も書き直しつくられています。
会場内では、木原明先生のきものつくりの工程の映像が放送されています。
先生は、生地に対するこだわりを強くもっていらっしゃり、絹の艶やかさに助けられながらも
利用し、常に相乗効果を考えていらっしゃるとのこと。素材とテーマのマッチングが大切なのだそう。
このきものは、紬の変わり絽の生地に露草のモチーフ。
過去に書き溜めたスケッチをみながらモチーフを決めて小下絵描きを、小下絵描きはあくまでも
構想なので、大きな方向性が描かれていれば良いとのこと。
きものに描く下絵は、バランスが大事。全体のバランスは小下絵では見えない。
糸目糊置き(分業の専門家に)
絞り染めの準備。木原先生の技法は自由な線がでやすく絵を描くような模様になるのが特徴。
浸染は何度も繰り返しグラデーションをつけています。色々裏技がありました
最後の水洗いの工程は木原先生ご自身でされているそうです。
できあがった作品です
たまたま私しかいなかったので、このビデオを何度も巻き戻ししたり一時停止したりしながら
じっくりと見させていただきました ←自宅のリビングのように寛いでました
あまりにシツコク見ていたので、木原先生に「そんなテレビじゃなく生で見たら…」と工房見学に
お誘いいただきました~(≧▽≦) ありがとうございます!
9月は京都に1週間ほど滞在する予定なので、ぜひ宜しくお願いいたします!
※会場内の撮影、きものカンタービレ♪への掲載許可を、木原先生と日本橋三越呉服部
さまよりいただいております。
日本橋三越の特選呉服売り場の方々には、いつも色々教えていただき勉強になってます。
会場にいらっしゃった京都の老舗問屋さまにも、たくさん教えていただきました。
皆さま、いつもありがとうございますm(_ _ )m
【今日の装い】
小花模様の絞りの南国の魚が刺繍されたアンティークの絽の帯。
大正末~昭和初期のものといわれた、アンティークの帯。
これは貴重だね~っ!と木原先生にも三越の方々にもお褒めいただきました
晴雨兼用の傘はHANWAY、夏の海のパッチワークのバッグはRADLEY
全体のバランスはこんな感じ…。 至近距離から撮影しすぎ(゚_゚i)?
マンダリンオリエンタルホテルでお茶
こちらは、7月12日に展示されていた作品。
日本橋の老舗百貨店には本当に良いものがありますよ
工芸会の作家さんの逸品をみることができる羽衣染織逸品展は(~7月24日まで)
木原明先生の作品解説は(7月21日、22日 各日11時~17時まで)
木原明(きはらあけし)先生と 二人とも顔が固い…(;^_^A
先生の作品は、日本伝統工芸展できものに穴が空きそうなぐらいジーっと見せていただいて
いるのですが、先生にお会いできたのははじめてですヾ(@^▽^@)ノ
友禅と絞りの技が駆使された作品がズラリと展示されています
先生のスケッチされた山野の花々と帽子絞りの見本
過去の日本伝統工芸展に出品された作品と同じモチーフでつくられた帯も。
昔の作品は友禅よりも絞りの技法を駆使されたものが多いそうです。
木原明先生は友禅作家の木原生長氏のご長男として生まれ、幻といわれた辻が花染めの
研究と復元に功績を残された小倉建亮氏に師事されています。
木原明先生独自の絞りと友禅の技法の併用は自ずと生まれてきたのかも…とのことでした。
光があたる明るい部分は友禅で、葉や背景の影は絞りで表現された奥行きがある作品。
着用した時のバランスを重要視されていて、小下絵から下絵を何度も書き直しつくられています。
会場内では、木原明先生のきものつくりの工程の映像が放送されています。
先生は、生地に対するこだわりを強くもっていらっしゃり、絹の艶やかさに助けられながらも
利用し、常に相乗効果を考えていらっしゃるとのこと。素材とテーマのマッチングが大切なのだそう。
このきものは、紬の変わり絽の生地に露草のモチーフ。
過去に書き溜めたスケッチをみながらモチーフを決めて小下絵描きを、小下絵描きはあくまでも
構想なので、大きな方向性が描かれていれば良いとのこと。
きものに描く下絵は、バランスが大事。全体のバランスは小下絵では見えない。
糸目糊置き(分業の専門家に)
絞り染めの準備。木原先生の技法は自由な線がでやすく絵を描くような模様になるのが特徴。
浸染は何度も繰り返しグラデーションをつけています。色々裏技がありました
最後の水洗いの工程は木原先生ご自身でされているそうです。
できあがった作品です
たまたま私しかいなかったので、このビデオを何度も巻き戻ししたり一時停止したりしながら
じっくりと見させていただきました ←自宅のリビングのように寛いでました
あまりにシツコク見ていたので、木原先生に「そんなテレビじゃなく生で見たら…」と工房見学に
お誘いいただきました~(≧▽≦) ありがとうございます!
9月は京都に1週間ほど滞在する予定なので、ぜひ宜しくお願いいたします!
※会場内の撮影、きものカンタービレ♪への掲載許可を、木原先生と日本橋三越呉服部
さまよりいただいております。
日本橋三越の特選呉服売り場の方々には、いつも色々教えていただき勉強になってます。
会場にいらっしゃった京都の老舗問屋さまにも、たくさん教えていただきました。
皆さま、いつもありがとうございますm(_ _ )m
【今日の装い】
小花模様の絞りの南国の魚が刺繍されたアンティークの絽の帯。
大正末~昭和初期のものといわれた、アンティークの帯。
これは貴重だね~っ!と木原先生にも三越の方々にもお褒めいただきました
晴雨兼用の傘はHANWAY、夏の海のパッチワークのバッグはRADLEY
全体のバランスはこんな感じ…。 至近距離から撮影しすぎ(゚_゚i)?
マンダリンオリエンタルホテルでお茶
こちらは、7月12日に展示されていた作品。
日本橋の老舗百貨店には本当に良いものがありますよ