葵祭レポつづき です。

前記事と重なりますが、祭祀のようすをザックリとご説明。雨の中での社頭の儀はこちら

近衛使代(このえづかいだい)は行列としてやってきて、楼門前につくと天皇の勅使と交代します。
※ただし、今年は前日に本来の社頭の儀をすませているのでそのまま近衛使代が続行ひらめき電球
近衛使代(本来は勅使)は祓いを受けられて、舞人、陪従(べいじゅう)を従えて楼門に入り、
剣を解きます。剣を解くのは女の神さまがいる下鴨神社だけです。

※祭祀中のお写真は控えます。
近衛使代は内蔵使代から御祭文を受け取り舞殿の御祭文の座につきます。
御祭文は紅色。順延で行われたこの日は形だけなので白でしたひらめき電球←チェックしましたビックリマーク

近衛使代が御祭文を奏上するときに宮司が御幣物を神前に奉納。
※下鴨神社には二人の神様が祭られているので二つの御幣物が奉納される。

宮司が近衛使代に神宣を伝えます。
権宮司は神禄(しんろく)の葵を舞殿の北庭の案上(机)に置き、祝詞を申しあげて
近衛使代と拍手を打ち合います。

近衛使代が舞殿より下がると参列者による拝礼があります。
きもの カンタービレ♪

神服殿にて控えていた斎王代も階(きざはし)から降ります。
きもの カンタービレ♪
女人たちも斎王と共に拝礼。
きもの カンタービレ♪
斎王代の装束を前横後とバッチリ拝見できるのも
社頭の儀ならでは目
きもの カンタービレ♪

陪従(べいじゅう)が東遊びの序歌を唱えると…♪ここから牽馬の儀
きもの カンタービレ♪
馬寮使(めりょうつかい)が馬部(めぶ)に神馬を牽かせてやってきます。
きもの カンタービレ♪
西から東に舞殿を三回牽きまわします。これは平安時代からつづく古来の儀だそう。
きもの カンタービレ♪
この白い神馬(ヘンデクアトラタンみたい!by不思議の国の千一夜)とても利巧で馬部が
拝礼すると一緒に頭を下げていましたヽ(*'0'*)ツ
きもの カンタービレ♪

陪従(べいじゅう)たちの奏楽にあわせて舞人が舞殿に昇って、東遊が舞われます。
緋色の闕腋袍が華やか~キラキラ
きもの カンタービレ♪
琴、勺拍子、付歌、笛、篳篥(ひちりき)、琴持ち。起立した状態で演奏します♪
勺拍子とは、勺を二つに割った形をした拍子をとる打楽器
きもの カンタービレ♪
駿河舞が終わると舞殿を下り、肩袖をおろします。
きもの カンタービレ♪
そして再び舞殿へ昇り、求子舞を舞います。
下襲(したがさね)とのコントラストがまた見事。
きもの カンタービレ♪
舞をおさめると、勅使(近衛使代)が退下され社頭の儀は終了です。
きもの カンタービレ♪

社頭の儀は雨で順延になっても5月15日(陰暦4月の中の酉の日)に天皇陛下からのお使い
である勅使による御祭文の奏上があることにかわりはなく、2日連続の参列となりましたが、
これはとっても貴重な経験でございました。
雨の日と晴れの日の社頭の儀の違い、お伝えできましたでしょうか…・。

楼門の外には風流傘
きもの カンタービレ♪
神馬も
きもの カンタービレ♪
花傘には菖蒲の花
きもの カンタービレ♪

この後は、糺の森にて、走馬の儀です!!

葵祭レポまだまだつづきます('-^*)/
が、リアルタイムの記事をはさんであげていきます。
リアルタイム記事と併走してあげた、京都でお花見、沖縄旅行、葵祭り、五月場所、などは
すべてあげ終えてから、まとめリンク集をつくります。


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