日本橋三越さんから日本橋高島屋さんへ走る人

髙島屋呉服売り場にあるきものサロン、先日までは鍋島更紗の鈴田滋人先生の展覧会、
今回は、草木染赤崩紬の山岸幸一先生の展覧会と充実してます合格

山岸幸一先生とカメラ
先月とある場所でおみかけしたのですがお話できるチャンスが無くて、今回お話できて
すごく嬉しかったですヾ(@^▽^@)ノ
きもの カンタービレ♪
※今回は髙島屋さんと山岸先生のご好意によって撮影と『きものカンタービレ♪』への掲載を
特別にご許可いただいております。ありがとうございますm(_ _ )m

山岸先生は、植物染めに最も適している水を求めて米沢市赤崩の地に工房を構えられ、
養蚕をし染料となる植物30種類ぐらいを工房近くで育てているのだそうです。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
山岸先生らしい作品といったら、紅花染め。
遠目でみてもわかる色艶ある紅色の紬は憧れですビックリマーク伝統工芸展でも目に入りました。

真夏の早朝に朝露を含んだ紅花の花びらを摘んでつくられる紅花餅。
昔は金と同じくらいの価値があったといわれます。3kgの紅花から200gの紅花餅になるのだそう。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
紅花染でつかわれる烏梅。昔から薬用と染色でつかわれてきた梅の実を煙で燻したもので
奈良県月ヶ瀬村でつくられています。
先生が養蚕してつくられている生繭をつかってつくられる糸のお話もお聴きいたしました。
乾燥させないで生きたままの蚕の繭を冷凍して、糸をとるときに灰汁で繭を煮て真綿に
していくのだそう。ひとつひとつ水の中で繭殻を取り除いて広げるとのことです。
セリシンを取り除きすぎずつくられる糸は艶があって年月が経つにつれてよくなるのそうです。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
山岸先生から直接お話をお聴きすることができて光栄でございましたm(_ _ )m

そして、木村孝先生のトークショーへメモ

孝先生の装い目
縹色(はなだいろ)の付けさげに花菖蒲の描かれた染め帯でいらっしゃいました。
↓この先生の笑顔とのツーショットカメラ お気に入りです(≧▽≦)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯〆と長襦袢の色の取り合わせがきれい~ラブラブ
きものから1色、帯から1色もってくると間違いが無い。あと自分の基本カラーを持つことが大事。
というのが孝先生がよくおっしゃる小物のコーディネートのコツです。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

トークショーの前に孝先生が紹介してくださったきもの美人キラキラ
「今日は、きものカンタービレ♪をみて知った来たのよ!」と言ってくださり光栄ですヽ(゚◇゚ )ノ
きもの カンタービレ♪

私の装い。
疲れていたこともあって、後姿やバッグのコーディネートを撮り忘れました(x_x;)
こういった総柄の紬が大好きラブラブなのですが、今はあまりつくられていないのが残念。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
鹿のすくい織の帯は洛風林のもの。桜っぽい花なのですが、どことなく抽象的なので、
季節を気にせずつかってます。
桜も散って新緑の頃になってきたので、帯〆は薄緑色のものを
きもの カンタービレ♪
薔薇文様の御召にコーディネートしたときの写真ですが、お太鼓姿の参考までに。
バッグは岡重さんのもの。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

京都のお花見、嵐山編は今日の夜あたりにあげます~。


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