日本橋の百貨店ではきもの好きなら見逃せないイベントや展覧会が盛りだくさんですビックリマーク
一気に記事をあげたかったのですが、無理そうなので先にご紹介だけ。
『きものカンタービレ♪』では事前告知は一切お断りさせていただいております。
ご紹介するのは、朝香沙都子が自分の目でみて足を運んでよかったと思ったものだけです目

日本橋三越
◎第52回 東日本伝統工芸展(~4月23日まで)
◎京と江戸 有名老舗 きものと帯大競演 / 東京友禅作家 畠本祥園先生による実演(4月22,23日)

日本橋高島屋
◎木村孝のきものおしゃれ塾~今,季節の装い展~/ 創琳の錦織展(~4月24日まで)
※木村孝先生のトークショー(4月22日14時~)
◎草木染赤崩紬 山岸幸一展(~4月24日まで) ※山岸先生の来場(4月21,22日)
◎東京精華会四十回記念華展 大和円照寺 山村御流いけばな展(~4月24日まで)

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日本橋三越で開催中の第52回 東日本伝統工芸展へサーチ

関東、甲信越、東北、北海道に在住の作家を対象に毎年開催されている公募展です。
7部門で厳しい鑑審査を経て選ばれた約370点が一堂に展覧されています。

今回、友人のお母さまのお友達である村上葉子先生が朝日新聞社賞を受賞されましたクラッカー
とっても明るい素敵な女性です(≧▽≦)
日本伝統工芸展で、村上先生の作品を見せていただいているのですが、その作品を友人が
着ているのを見てウットリしていたのでドキドキ今回お会いできるのを楽しみにしておりました。

朝日新聞社賞を受賞した紬織着物「五月」の前にて村上葉子先生とカメラ
きもの カンタービレ♪
とてもキレイな色の矢羽文様と幾何学的な格子、一越ずつ色が微妙に変化しているのと
空間のつかい方がとってもモダンな紬のきもの。
絣つくりができてしまえば織るのはそう大変じゃないとおっしゃっていました。
でも今は年間を通して数点しかつくられていないのだそうで、貴重な作品です。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
※村上葉子先生にお許しいただいて日本工芸会の方の立会いのもと撮影しています。


今展覧会のご案内もくださった東京友禅の生駒暉夫先生の作品「秋止譜」
生地にも並々ならぬこだわりをもっていらっしゃる先生の作品だけにとても美しい絹地です。
女郎花がシルエットとともに描かれていてとても奥行きが感じられる作品になっていました。
着てみたい!!と思う好みのきものです(///∇//)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
※今回お会いできなかったのですが、生駒先生が会場にお電話くださり日本工芸会の方の
立会いのもと撮影しております。生駒先生ありがとうございますm(_ _ )m


写真はありませんが、樋口隆司先生の小千谷縮織「蒼天光耀」も素晴らしかったです(ノ゚ο゚)ノ
とてもとてもきれいなシボがあって、これは計算でできるもの?っと思ったので樋口先生に
会場からメールでお聞きしました手紙
樋口先生によると「緯糸には撚りがかけてあるけれど、シボは手の揉み具合」とのこと。
手の揉み具合であんなに美しいシボができるのはすごいです。
今年の小千谷は雪が深く、雪仕事に追われて製作が大変とのことなのですが、雪国で生みだされる
美しい夏織物は光を伴って何とも素敵でした。

他にも素晴らしい作品がたくさんありました。
ひとつひとつご紹介したいのですが、日本伝統工芸展の作品は作家さんの許可なくあまり詳しく
ご紹介することができないので…。

良いものを見極められるようになるには、とにかく良いものをみることが重要ひらめき電球
価格が高いかどうかではなく、とにかく美しいものをみましょう。
良いものだけをみていれば、それだけで悪いものはわかるようになります(-_☆)
試着はできなくても、まず目を養いましょう。
展示会や呉服屋さんで、きものや帯の値札を見るよりも(←意味なし)
最高峰の作品を肉眼でみることがセンスを磨く近道になると思っております。

実は本当に良いものほど、買うか買わないか、お店の方に気をつかうこともなく
みることができる機会があったりしますよ(o^-')b


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