皇居でお花見! のつづきです。

今日のお出掛け記事、あげるかどうか考え中(@_@)

とりあえず、先日いった三の丸尚蔵館の記事を先にあげます。
桜の花は7分咲きくらいでしたでしょうか。この週末は花冷えとなりそうですが、桜を
満喫できそうですね('-^*)/

皇后陛下喜寿記念特別展の『紅葉山御養蚕所と正倉院裂復元のその後』を鑑賞に
皇居東御苑内にある三の丸尚蔵館へサーチ(~4月8日まで)
きもの カンタービレ♪

左◇落花生のような形をしたこの繭が小石丸という御養蚕所で飼育されつくられている繭。
小石丸は伸縮性・光沢性に優れた最高級の絹で正倉院の古代裂の復元に最もふさわしい
現存の生糸がとれるものです。その優れた性質は数値によっても明らかにされています。
右◇正倉院裂復元品赤地唐花文錦
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皇室の御養蚕は1871年(明治4年)に昭憲皇太后(明治天皇皇后)陛下が始められその後
歴代の皇后陛下に継承されています。

美智子さまは戦時中に御疎開先の群馬県で蚕を飼われていたことがあるそうで、
香淳皇后から御養蚕を引き継がれて以来、紅葉山での御養蚕を大事に守っていらっしゃいます。
毎年5月の御養蚕始の儀から7月の御養蚕納の儀まで2ヶ月間、美智子さま自ら足を運ばれ
作業されているのだそう。

小石丸は繭が小さく生産性が低いことから次第に一般でつくられなくなっていたところ、
美智子さまが「日本の純粋種と聞いています。繭の形が愛らしく糸が繊細で美しい。
もう暫く古いものを残しておきたいので小石丸を育ててみましょう」と提言され
つくられているのは有名なお話です。

●今回の展示は、美智子皇后陛下の喜寿を祝って御養蚕にかかわるもの、
正倉院裂の復元されたものが展示されています。

紅葉山御養蚕所の繭、天皇陛下から美智子さまの古希の祝いに贈られた糸箪笥
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蚕が繭をかけるための床、藁蔟(わらまぶし)。
小石丸は通常の蚕より小さく動きが鈍いため繭をつくりやすい藁蔟を美智子さまが自ら
編まれつくられているのだそう。
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※宮内庁宣伝用フライヤーより掲載させていただいております

会場内で販売されていた図録。御養蚕、正倉院裂の復元について詳しく書かれています合格
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美智子さまが御養蚕されているところ、美智子さまから秋篠宮眞子さまに宛てた養蚕について
書かれたの手紙などもあり、皇室と養蚕のかかわりがとてもよくわかります。
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小石丸をつかって復元された品々、調として納められた絁(あしぎぬ)の一覧、名物裂の
羅、綾の復元の織組織図、「春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)」の修復について。
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©2012.imperial household agency
※はっきりとわからないように、ということで掲載許可をいただいております。

両陛下は3月31日に鑑賞にいらしゃったのだそうです。
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日本の絹を知る上ではかかせないこと。ちなみに、拝観料は無料です。
皇居内の桜も見頃ですので、この機会に是非ご覧になられることをおススメいたします。
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平川門から歩いてとあるところでお茶コーヒー
お昼も食べずに皇居散策してしまったのですが、遅いランチも食べられる穴場スポットです。
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ここでは、チェリージュビレがいただけますドキドキ
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何だかいつもにまして酷い顔してますがあせる
草木染の紬に紫木蓮の染め帯をコーディネート。
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帯あげは龍工房、帯〆は伊藤組紐
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バッグはジャマン・ピュエッシュ、日傘はHANWAY
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この羽織の花は何でしょう…?唐花かな。
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