絹には洗濯表示がない!?/久米島紬に洛風林の桜に鹿のすくい織帯

今日(既に昨日ですが…)すごい風でした
春一番かと思ったのですが、春一番とは立春から春分の間に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)
の強い風のことなので、すでに春本番。桜ももうすぐ咲くようです

ホテルのラウンジでお茶していたら、知らない方にじーっと見られお声がけされました。
どうやら人違いだったようですが、この雰囲気の装いをしていると、自分の母くらいのお歳の方に
姉にそっくり!とか祖母くらいの方に妹に生き写し!とか言われることがあります…(-"-;
こういった昭和のきもの、着ている方の印象が強いものらしく、それぞれの方にドラマがあったり
します。

これぞ、久米島という久米島紬に洛風林さんの桜に鹿のすくい織の帯をコーディネート。

帯あげは加藤萬の桜の絞り、帯〆は銀座くのやの閉店セールで購入したもの。

羽織は波に千鳥文様。この時期はヘビロテで着ております。

バッグはジャマン・ピュエッシュ、ぞうりは神田胡蝶のうさぎ文様の印伝の花緒

お茶の後は、桂花苑にて。ここの杏仁豆腐大好きです～


着物伝承家の早坂伊織先生から、正絹のきものには洗濯表示がついていないというお話
をお聞きしました。絹の混紡率が50％以上の織物は特定織物とみなされ、表示の義務が
ないのだそうです。言われてみれば、きものの反物に洗濯表示ってついていないですよね？
洋服と違って、きものの取り扱いの悩みは、この辺りにもあるのかも。。。
防虫剤の代わりに銀杏(イチョウ)の葉をつかうお話もお聞きしし、なるほどーっと思ったのですが、
この辺りのこと家に帰ってみてみたら、すべてこちらの本に書かれてました。
男のきものの本だと思って必要なところだけPUして読んでいたのですが、日常きもの生活に
役立つ知識が満載でした～。スミマセン、きちんと読み直します


ビジュアル版　男のきもの大全


午後からは雨のようですね～。雨はいいけど、この風まで吹いちゃうと困っちゃいます(＞＜;)