きもの文化講座が終わると大急ぎで銀座へGO!!
京縫の長艸敏明先生ときもの創り玉屋さんのコラボレーションの展示会が
銀座かねまつホールにて開催されているのです。(~11日まで)

長艸敏明先生と奥さまの純恵先生とカメラ
きもの カンタービレ♪
純恵先生には貴了庵をご案内していただいたことがご縁で、その後展覧会などでお会いするたびに
お声をかけてくださり色々と教えていただいております。お心遣いくださるお優しい先生です。
講演会はきもの文化講座とかぶってしまい断念したのですが、今回はじめて敏明先生とお話し
することができました。作品制作だけでなく、日本最古の刺繍である天寿国曼荼羅繍帳の修復
や小袖の復元などでもお忙しいとお聞きしておりましたので、お会いできて本当に嬉しかったです。

会場には長艸敏明先生による作品がずらりと並んでいました。
商品のアップの写真は掲載できないのですが、素敵な作品ばかりで眼福です~ラブラブ
繻子地に柿と栗の帯、和楽器の帯など、繻子地の色はオリジナルで染めていらっしゃるのだそう。
稲穂に鳴子と雀の帯、白藤の帯など季節感溢れる魅力的な作品がたくさんございました。

能装束の作品“繚乱”が飾られていました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

先生の作品は、糸が綾なす光が美しくて上品。8000色あまりの絹糸から30数種類の技法を
駆使して一針一針縫われています。
私がはじめて長艸敏明先生の作品を知ったのは、きもの熱を発症するよりも昔、きもの巧者
でも有名な宮尾登美子先生の“きものがたり”という本でした。
掲載されていた、菊紗綾形の地紋の樺茶色地に宝尽くしが刺繍されたきものがとっても素敵で
目が釘付けに目
昔々、仕舞を嗜んでいたころ縫や唐織の能装束に心惹かれていたのですが、現代のきものにも
布地にピッタリすいつくようでありながら重厚感もあり色づかいが美しいこんな刺繍があったのか
と驚いたものでした。その後、2004年日本橋髙島屋で開催された「宮尾登美子の世界展」にて
本物を見ることができ感激いたしました(≧▽≦)
きもの カンタービレ♪
(c)Tomiko Miyao 1999 ISBN4-418-99505-6

今は文庫本になってました。
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きものがたり (文春文庫)

2月20日に発売された長艸敏明先生の刺繍がギッシリ詰まった本本
出版記念パーティーも楽しみです(≧▽≦)ラブラブ
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長艸敏明の刺繍


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