松葉文様の紫根染に椿の染め帯/日本の職人展＆美しいキモノ打ちあわせ＆HANWAY

草紫堂さんの松葉文様の紫根染に椿の染め帯をコーディネート。
自然光じゃないと不自然…。こんな日もあります(-。－；)

帯あげは白地に赤の絞りでスッキリと、帯〆は龍工房さんのもの

通りすがり、東急百貨店で『日本の職人展』という催事が行われていることに気がついて
立ち寄りました　※本日(25日)が最終日でした。

フラフラと見て回っていると、「ブログやっている方ですよね？」っと東京友禅の職人さん
からお声がけいただき、色々とお話をお聞きいたしました。この方小倉悟先生です↑
先生の作品は現代の建築物にあった洋装の中でもシックリくるモダンなきもの。

お子様のために誂えたきものの写真を見せてくださいました。
これがスッゴク素敵だったのです

恐竜好きの息子さんのために先生が描かれた恐竜の描かれた羽織。
写真の写真撮りでわかりにくいのですが、恐竜の質感までが金彩で描かれた見事なもの。

左◇羽織裏の絵は息子さんが描かれたもの/右◇八掛の裾回しの絵はお嬢さまが描かれたもの。
とても想い出に残るお祝着になりますよね～。

お嬢さまのきものも小倉先生が描かれたそうで、クローバーの地紋の生地にクローバーと
ハートの花丸のデザインになっています。
帯は梅垣織物さんの袋帯をレーザーでカットし子供用にされたものだそう。

子供のきものはレンタルが主流になってしまったこともあってか、中々良いものに出会えない
のですが、想い出に残る品をお誂えするのは良いかもしれません

輪奈ビロードのタケツネの社長さんもいらっしゃっていました。
昨年秋に工房を見学 させていただき、社長のお母さまのファンになったので、そのお話も。
来シーズンまでには、輪奈ビロードの道行コートつくりたいなあ。
絞りの被布衿コートとどちらを先につくろうかしらん。。。



色々見て歩いていたらあっという間に時間が過ぎ、お茶することもなくハースト婦人画報社へ。
美しいキモノ編集部にて打ち合わせ

『きものカンタービレ♪誌上編』では、毎日きもの生活を生かしたこんな時でもこんな風にすれば
快適にきものを楽しめる♪、どんな時でも臆することなくきものを着たくなる、そんな装いの
アレコレをブログとは違う形でご紹介していきたいと思っています。


六本木ヒルズにある、HANWAYさんへ
新作が入ったとのことで、色々見せていただきました。

内側にスカーフが貼られた二枚張りの傘。さした時には傘の内側が自分の世界になるので、
内側って大事です。HANWAYさんはギフトのパッケージも素敵なので喜ばれます

愛用している24本骨の富士絹の傘。この水色が欲しいのですが、2011年9月16日のブログ 参照
今は富士絹の生地がないとのことで、オーダーもできないのだそう。
ピンクも顔色が明るく見えるので良いかしらっと思いつつも真田耳の折りたたみがサーモンピンク
の似た色なので考えることに。

森アーツセンターギャラリーで開催中の歌川国芳展を見るつもりでしたが、時間がなくなって
しまい、出直すことに。開催中に忘れず来なくっちゃ(ﾟｰﾟ;