京都の舞妓さん芸妓さんが松の内に正月用に結うやっこの髪型に挿す稲穂かんざし。
稲穂に目がない鳩がついていて、松の内にはじめにあった意中の人に目を入れてもらう
という習慣があります。

私がこのことを知ったのは、渡辺淳一の小説『化粧』の初春の章でした。
意中の人が目を入れる=衿替えからその後までずっと面倒みる証
旦那衆に描きいれてもらって、目が出る=出世する
などといわれるそうで、上七軒や祇園の風物詩になっています。

稲穂には実りの意味があるので、金運上昇の意もありますが、
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
実が充実すると垂れ下がる稲穂のように、学徳が深まるほどに謙虚になる
年の初めには、こちらを教訓にしたいものです。
垂れ下がる稲穂のように学徳を深めることが先ですけれど(゚ー゚;

昨年末の羽子板市にいった浅草のはんなり浅草店にて見つけました。
ご一緒したお友達のマダムとお揃いで購入。
鳩ではなく俵ですが、色っぽいことでないほうがいいかしらっと。←考えすぎ?
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
羽子板市の日 は快晴でしたが寒かったです。スカイツリーも良く見えました目
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
松の内のうちに髪に挿そうと思っているうちに、早12日あせる
東京は七草粥の頃までが松の内になっているところが多いようですが、私の感覚では
小正月の15日まで。(昔は成人の日までと区切りが良かったのですけどねえ)
木村孝先生は節分まではお正月の装いで良いとおっしゃっていましたので、しばらくは
お正月らしい装いを楽しみます。

明日はこの稲穂かんざし髪に挿すつもりですが、私の髪型だとイマイチ。。。
まあ、お正月気分ということで。
きもの カンタービレ♪

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