赤穂浪士の討ち入りの日である12月14日には、忠臣蔵のドラマが放送されることがありますが、
今年はなさそうですね。ちょっと残念(ノ_-。)
子供の頃から時代劇好きで、よく見ておりましたが、その中で憧れていた装いが、忠臣蔵の
南部坂雪の別れのシーンにでてくる、浅野内匠頭の妻、瑤泉院の被布の装いでした。

被布は江戸時代の落飾した武家女性の定番の装いですが、もとは男性用で茶人や俳人の方が
好んだ装いだったようです。現代では袖なしのものが三歳児の祝着としてつかわれています。
被布衿の道行コートは江戸末期から大正時代まで好んで着られていたようですが、昭和になると
あまり着られなくなってしまったそうです。
ですが昨今は、大河ドラマの篤姫で、落飾後に天璋院となった篤姫が着ていたことで人気がでた
そうで、最近は被布衿の道行コートをつくられる方も増えているのだとか。

共布でつくった飾り紐も可愛いですが、伊藤組紐さんの飾り紐でつくったら素敵かも~ラブラブ
っと、妄想は膨らみますが、畳んで収納すると衿の立体感がつぶれてしまいそうとか
衿元にショールをするとあわないなあとか色々考えすぎて未だつくっておりませんでした。
でも、近いうちにつくりたいと思いますビックリマーク
やっぱり、被布衿は若いうちのほうがね…。

道行好きなのでよく着ているのですが、あまり写真に撮っていなくって…。
過去の写真から列挙してみました。

礼装向きの絵羽文様に刺繍の道行◇毎田健治さんデザインの花の丸文様の道行
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
しだれ桜に壷垂れ文様の絞りの道行◇扇文様の絞りの道行
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
和本文様の衿の形が可愛い道行◇マーガレット文様の道行
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
越後型の鳥唐草文様の道行◇地紋を生かして小紋を染め替え仕立て直しした単衣の道行
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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