「背が低い人は小さい文様の柄つけのきものが似合います」とよく言われることですが、
私の場合、背の低さには自信がありますが、いわゆる小付けの柄が似合いません。
どうも顔の雰囲気にあわないといいますか、しっくりこない気がして、大柄の文様の小紋を
着ることが多いです。

そして、やはり気になるのがシミ汚れ。
日常きもの生活をしているので、あまり気にせず夏でも雨でもきもので過ごしますが、
文様がハッキリしていて、シミがついたとしても文様にかき消されてシミが目立たない
くらいの小紋が重宝します。地色が濃ければさらに安心。

そういうこともあって、総柄のハッキリした小紋を好んでよく着ます。
しかし、さすがに年齢的にはそろそろ着収めかしらと思うものも…。
自分より年齢が上の方とご一緒させていただくことが多いので、華やかで若向きの装いのほうが
喜ばれますが、最近は若いお嬢さんでもきものを着る方が増えました。
そして若いお嬢さん方のほうがシック好みだったりすることも…(^_^;)

派手になりすぎた袷のものは単衣に作り直して家用にするか、羽織にするか、
もしくは帯か小物につくりかえます。
派手な小紋でつくった帯は、御召や紬にあわせると、それはそれで素敵なコーディネートに
なることもあって、きものって無駄がないとつくづく感心します。

そろそろ着収めかしらとここ数年思いつつ、未だ着倒し中の小紋。この秋も活躍中です菊
菊と牡丹の総柄小紋に川島織物のかづら帯文様の織なごや帯をコーディネート。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
総柄の小紋の帯あわせはむずかしいといわれますが、基本はこの3つ
●文様の格をあわせる(時代とテーマと構図のバランス)
●きものの中から1色選ぶ
●きものと同系色で濃淡もしくは対照的な色で調和
無地はあわせやすいですが、私は柄×柄のきものらしいコーディネートが好きですドキドキ
きもの カンタービレ♪
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