立冬過ぎたせいでしょうか、今日の朝は肌寒かったです。
紅葉が色づき始めたら帯付姿から羽織を羽織るようになっていきますので、そろそろもみじ

赤い花の文様が織りだされた泥大島紬に洛風林の鹿のすくい織の帯をコーディネート。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
この帯の花が桜っぽいこともあって春秋とわずつかっていますが、鹿は秋向きの文様。
日本画でも鹿は紅葉や秋草と組み合わせて描かれることが多いです。
鹿は神の使いであり福禄寿の禄と音が重なるということから長寿をあらわす吉祥文様でもあります。
「奥山に 紅葉ふみわけ 泣く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」古今集では詠み人知らずと
なっていますが、三十六歌仙のひとり猿丸太夫の句。小倉百人一首のひとつとして有名です。
秋になると雄鹿は雌鹿を想って泣くとされていたことから、鹿は秋の季語とされました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
大島紬地の花緒のぞうりは四谷・三栄。バッグはRADLEYのシグネチャーシリーズ。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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