糸撚りの見学に西村撚糸工場さんへサーチ
撚糸とは糸を引きそろえ回転をかけ撚りをかける操作もしくは撚った糸のこと。
湿式と乾式をつかいわけ、撚りの方向(右撚糸と左撚糸)、撚りの回数(甘撚糸、並撚糸、強撚糸など)
機屋さんからの注文に応じた絹糸をつくります。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
この工場、建物にベルトがわたっていて建物ごと動いている感じです。
これだけの動力をつかっても家庭用のヘアドライヤーほども電気を使わないのだそう\(゜□゜)/
とても年代モノの撚糸機で、お話してくださった西村さん(推定70歳過ぎ?)が生まれる前から
動いているものだそうです。機械が壊れても修理ができないかも…っとおっしゃっていました(ノ_-。)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
糸操りの製糸枠が建物ごと回っている印象(@_@)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
四つの足があることから四つ枠といわれます
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
管に巻き取られた糸を蒸すことによりセリシンが糸を撚るときの引き弛みを防ぎます
カラフルなゴムホース管がつけられていたのは、巻き取るときに絡まないようにする工夫だとか
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

糸染めの見学に高橋染工場さんへサーチ
撚られて揃った糸は糸染め屋さんへ持ち込まれます。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
京都の染め工場には中庭があって、中庭の北側で見た色を基準にするといわれています。
こちらでも、色見本は北向きの台に置かれ都度確認されていました。
半分染めた後、もう半分は別の色で染めて暈しの色の糸をつくるのだそうです
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
石鹸を入れながら染めていらっしゃることに驚きましたが、昨年のきもの学で、
染色技術研究家の生田吉男先生が、「石鹸と化学染料は似ているので、精錬後石鹸が
残っていることによって生地が柔らかくなり均一に染まりやすくなる」と
おっしゃっていたことを思いだしましたひらめき電球
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
染めむらにならないように何度も上げ下げして動かしながら染めています
染料の調合はレシピがあるわけでなく長年の勘だそうですヽ(゚◇゚ )ノ
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帯〆問屋の渡敬さんへサーチ
三つ杵印のこちらの帯〆や帯あげ、私もいくつか愛用しております。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯〆がズラ~リ。
着こなしで妥協してはダメなものは帯〆です!!
きもののコーディネートでは、面積が少なくなっていくほど実は気が抜けないと常々思ってます。
きものはお下がりのものでも、帯と帯〆しだいで今風に着こなすことができますが、
帯〆が古臭いものだと全てのコーディネートが台無しになっちゃうこと、あります。
(全身アンティークで帯留をあわせるなら話は別ですよん)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
帯あげは上品でシンプルが好みですが、無地の紬にはプッチ柄?の帯あげとかも良いかもドキドキ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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