川島織物さんから次に向かったのは、絽綴を織っている梶田織物さんサーチ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
今は紋紙をつかわずフロッピーのところが多いですが、こちらでは紋紙がつかわれていました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
ランプのところにはコイ・中・ウスとあります。紋紙の指示により点灯し、ウスが点灯したら
薄い緯糸の杼をコイは濃い緯糸の杼を通してグラデーションになるように織りあげていました
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
鏡に映して確認しながら織りすすめます。
ペダルを踏んで経糸を上下に分ける“開口”
開口した経糸の間に杼に通した緯糸を反対側へ通す“緯入”
通った緯糸を筬で打ち込む“筬打”
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
左の写真の帯地。わかりにくいですが、グラデーションはこんな感じ。
中国産の絽綴などは硬くて結びにくいですが、こちらで織られている絽綴は張りがありつつ
弾力があって結びやすそうな気がしました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
糸繰機による糸繰(いとくり)
染め上がった綛になった糸を糸枠に巻き取る作業です
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
手で巻き取りもちょこっと体験。ムラになってしまい難しい(x_x;)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
梶田織物さんの建物は、京都市の景観重要建造物にも指定されています
右の写真の格子。これを倒すと机になるのだそう。ちょっとした縁側感覚でしょうか
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

この日の工房見学は、川島織物→梶田織物→高橋染工場→西村撚糸工場→渡敬 と周りました。
工程としては、糸撚り→糸染め→機場でまとめたほうがわかりやすいですね(-"-; スミマセンあせる

翌日の長浜ビロード工場見学の記事も含めまして、彦根城、柊家旅館、京都、
リアルコーディネート覚書もあげつつ書いていくつもりです。
あっ、たかくら会の衣紋道入門講座の十二単と直衣、狩衣の着装もまとめなくっちゃ…。

そして明日はいよいよ『きもの文化検定』の試験日ですね。
受験される方はくれぐれも時計は忘れないようにビックリマーク
日頃、携帯を時計代わりにしている私は、昨年会場に時計がなくて青ざめました(((゜д゜;)))
昨年、試験会場で腕時計を貸してくださった方!
お名前もわかりませんが、私が1級に合格できたのは貴方様のおかげです。
本当にありがとうございましたm(_ _ )m

受験されるすべての皆さまがベストを尽くされますように。がんばってくださいませ。
試験が終わったら、今年の試験問題どんな問題がでたのか是非教えてください('-^*)/


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