冷たい秋雨の降る肌寒い日となりました雨
都心の日中の気温は11月下旬並みだったそうです(((( ;°Д°))))

雨コートを着ることを考えて、単衣の結城紬に瓢箪に雀の刺繍帯をコーディネート。
今日は旧暦の重陽の節句なので、濃紺色と紺鼠で織りだされた12弁菊の文様にしました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
この傘は骨は水牛で柄は紅花の蒔絵がされた贅沢なもの傘
赤い傘をさすともちたくなるバッグはRADLEYのシグネチャーシリーズのもの
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

古代中国では、奇数は陽の数とされその極みの9が重なるこの日は重陽とされました。
重陽の節句は菊の節句ともいわれますが、新暦(グレゴリオ太陽暦)の9月9日はまだまだ
残暑であり、残念ながら菊の花は咲いておりませんでした。
旧暦の重陽にあたる今日は花屋さんに菊の花があったのかも。(確認できませんでしたが)
重陽の節句が日本に伝わると、節句の前日に菊の花を真綿で覆い菊の香りを移し、
翌朝に露に湿ったこの真綿で顔をぬぐい長寿を祈願する着せ綿という日本独自の行事も
生まれました。菊の香りを含んだ朝露の真綿をつかったら美しくなれそうな気がしますキラキラ
菊の花は邪気を払うとされ、重陽節会といわれる菊の花観賞や菊酒をいただく菊花の宴もあり
この日には菊の花の香りを愛で楽しんだのですね。

左)仙石先生が美智子皇后陛下に献上された着せ綿と同じもの
右)お茶のお稽古でいただいた着せ綿の銘のついた主菓子
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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