秋単衣から小千谷縮に逆戻り…/小千谷縮でお茶のお稽古へ

昨日は秋めいた日差しでしたので、秋の単衣を着ましたが、今日は朝から土砂降り…
しかも気温は高めで、蒸し暑い(-"-;
こんな日に単衣に雨コートを着てはサウナ状態になってしまいますので、
洗濯してしまうつもりだった小千谷縮を着ていくことにしました。

嵩張って見えるからイヤ～っ（体格2割り増しに見えます…）と敬遠していた
麻のきものですが、今年の夏は大活躍
着心地が涼しいこともありますが、何よりもお手入れが楽。
この小千谷縮は、自宅で洗濯機で洗えてそのまま干すことができ、アイロン要らず、
雨の日でも気兼ねなく着ることができ重宝いたしております。

小千谷縮に秋桜の麻染め帯をコーディネート。
帯あげは楊柳、帯〆は桃色×乳白色の細めの冠組です。
※お茶のお稽古後に鏡も見ずに撮っていただいた写真なのでシワシワですがご容赦ください

コーティングがされているので雨にも強い松枝忍先生の籠のトートバッグ
カバー付のウレタンの雨ぞうり

お茶のお稽古へ
重陽の節句が近いので、主菓子の銘は“着せ綿”
着せ綿とは、重陽の節句の前日に菊の花を真綿で覆い菊の香りを移し、翌朝に露に湿った
この真綿で顔をぬぐい長寿を祈願する行事のことです。
朝露に菊の香りの真綿、美しくなれそうな気がします～

銘を“訪れ”という月に雁をイメージした主菓子も。黄味餡で美味。

後炭点前をさせていただきました。

床の花の槿（むくげ）はとてもいい色形です。花入れとのバランスも素敵
今日は水屋当番の日でしたので、襷がけにイカットの前掛けです。