麻のきものはすぐにシワになるし、かさばってより太く見えるので←今更…(-"-;A
もっと年齢を重ねて、グッと粋にきものを着こなせるようになってから~と、
今まで敬遠していたのですが、さすがに今年の夏は暑さに耐えられそうにないので、
袖を通すことにいたしました。
越後上布は透けるような薄さでまるで纏っていないような心もとないほどの軽さ。
着姿はともかく(x_x;)、着心地は快適です合格 
上布にはまってしまいそう…。秋には宮古島にいく予定もあることだし(-。-;)

越後上布の工程は、イラクサ科の多年草である苧麻の皮を乾燥させた青苧を爪で裂き
口に含みながら撚って糸をつくります。一反分の糸を績むのに一ヶ月以上かかるそうです。
その後、糸を染め、昔ながらの地機で織りあげます。これにも三ヶ月以上かかるそう。
そして織りあがった布を仕上げにまだ雪の積もっている3月頃の晴天のときに雪の上に広げて
雪晒しを行います。雪がとけて発生する水蒸気に強い紫外線があたると光化学反応が起って
オゾンが発生するそうで、そのオゾンの効果で布が白くなるそうです。
重要無形文化財の指定条件にはこの他に、絣模様は手くびりによること。しぼとりは湯もみ、
足ぶみによること。という条件が入ります。(指定条件は5つ)

菊模様の絣の越後上布に紗の変わり格子の夏帯をコーディネート。
金魚と水玉の日傘は遊中川with前原光栄商店のもの。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
帯あげ、帯〆は帯の中の1色をとって黄色をチョイス。
夏のコーディネートはサッパリみえるようにできるだけ色数を減らすのがポイント。
帯板はせずに、帯〆の結び目あたりに懐紙を入れています。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
バッグはRADLEY、科布のぞうりは四谷・三栄のもの。履いていても軽くて涼しいぞうり。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
青味がかってみえますが、白地に黒と赤の絣文様です。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪



きもの カンタービレ♪ Facebookページ