浴衣(ゆかた)は元々は身分の高い方が入浴するときに着ていた麻の湯帷子のこと。
江戸時代になると木綿の浴衣が湯上りのきものとして庶民にも着られるようになり
夏のくつろぎ着になりました。

注染とは明治20年代に始められた手ぬぐいや浴衣の染色方法。
約1m毎に蛇腹状に重ね折りながら型付け(糊付け)した反物を染台にのせていき、
(1反につき12回折り返します)染めたい部分の周りに糊で土手をつくってから、
じょうろ型の薬缶で上から染料を注ぎ込み、同時に染台の足下のペダルを踏み込んで
下から吸引して一気に染み通らせる方法のことです。

糊で土手をつくり1枚の型紙で2色以上の染め分けをする“差し分け”という注染技法の他に、
2枚以上の型紙を使って染める“細川染め”という注染技法や、濃い染料と薄い染料を同時に
流し込んで濃淡のぼかしをだす“ぼかし染め”という注染技法もあります。
※昨年のきもの文化検定1級問題にもなっていますひらめき電球
裏表がなく染まっているのがプリントとのわかりやすい違いです。

竺仙さんのご案内で、注染工房見学をさせていただいたことがあるのですが、
生地を蛇腹に畳んで糊置きする人、染台で薬缶をつかって染料を流し込み染める人、
水元といわれる生地についた余分な染料や糊を落とす人、シワを機械でのばしチェックする人と
同じ工房の中で分業制にて作業をされていました。

今ではカラフルな浴衣や夏のきもののように着る浴衣が主流のようですが、
藍白の江戸好みの文様のものが好みですラブラブ

綿コーマは自宅で洗濯機洗いも可能です。
スポーツクラブに行く時の浴衣や家でのくつろぎ着は洗濯機でガラガラ洗っております。
花火大会やお祭りなどちょっとした外出用のゆかたはクリーニング屋さんにお願いして
パキっとの糊つけしてもらうようにしてます。
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