日本橋高島屋でおこなわれている「江戸KIMONOアート展」へサーチ

着物に込められた、日本人ならではの「飾り」や「遊び」の精神、「粋」や「伊達」の美意識。
単なる「着るもの」から自己表現のヴィジュアルアートへ昇華していった江戸時代の着物。
この展覧会は「江戸のアヴァンギャルド」「浮世のエレガンス」「装いのセレブレーション」
「風姿のスペクタクル」の4テーマで構成され、女子美術大学美術館、高島屋史料館、
澤乃井かんざし美術館に所蔵されている作品100点あまりをみることができます。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
紗綾、綸子、繻子、麻の違いもわかるくらい状態の良い小袖が展示されていて、
絞りや縫いの技法の素晴らしさをじっくり鑑賞できました。
慶長模様、寛文模様、町人の総模様の小袖、武家の総模様の小袖、裾模様、腰模様、
と江戸時代の小袖の変遷もわかります。
ファッションアイテムとしての簪や江戸時代のヘアスタイルも先笄、両輪、つぶいち
なども展示されてます。
『きもの文化検定1級』受験を考えていらっしゃる方は覚えておいたほうがいいかも
昨年の対策セミナーでは髪型の変遷のお話がありました。
一昨年の1級対策セミナーであった話は一昨年の問題ではかすりもしなかったのですが、
昨年の問題になっていたので要チェックですひらめき電球

図録は展示品の紹介だけでなく、女子美術大学の稲木先生や共立女子大学の長崎先生、
遠山記念館の水上先生のコラムもよかったです。購入する価値あります。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪ 
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
高島屋さんの呉服部の方々にもお褒めいただいた、今は貴重となった千總さんの小紋と
端午の節句を意識した鎧脅の織なごや帯のコーディネート。
営業トークでもうれしかったりします(*゚ー゚)ゞ


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