花兎文様の大島紬に洛風琳のすくい織八寸帯で立礼席のお稽古

サンフランシスコ旅日記もようやく終りましたので、旅行前のお茶のお稽古のことを。

3月20日は茶道会館にて先生の還暦を祝うお茶会の予定でした。
しかし、3月11日に信じられないような未曾有の大震災があり、
さらに二次災害ともいえる福島原発事故によるさまざまな影響。
被災地のことを思えば、華やかなお茶会という気持ちにもなれません。

結局、皆さまの気持ちと社会が安定してからあらためてということになり、
しばらくのあいだ延期になりました。

この日の為に万全にご準備されていた先生には大変なこととご推察いたしますが、
支援が行き渡り、復興の兆しがみえてきたら、気持ちもあらたにお茶の世界に入っていける
気がいたしますので、それまで精進いたしたいと思っております。
思うだけでなかなか身体と頭がついていかないのが困りものですが…(_ _。)

この日（2月28日）は風の強い霙交じりの雨だったので、雨コートにパシュミナストールにしました。
花兎文様の泥大島紬に洛風琳のすくい織の八寸帯をコーディネート。
身八つ口と袖口にはカイロを貼っています。

お茶会の薄茶席は立礼席とのことだったので、立礼席でのお点前のお稽古をさせていただきました。


前日の最終の新幹線で京都から帰ってきて、翌朝からのお稽古だったので疲れが…。
しかも、この週はイベントもあってスケジュールもギッシリ、翌週からはサンフランシスコ行き、
ハードスケジュールです(@_@)

泥大島紬の生地アップと暑さ寒さも彼岸までの彼岸の頃ソメイヨシノに先駆けて咲く彼岸桜