兼六園の傍らにある「さくら亭」にて、石川県指定無形文化財に認定されている
由水煌人先生の講義と懇談会食会。
きもの カンタービレ♪ 
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
由水煌人先生は初代由水十久先生のご長男で二代由水十久先生のお兄様です。
人間国宝の故森口華弘先生のもとで修行され友禅の技法だけでなく様々な薫陶を
受けられたそうです。
森口先生は、「常日頃の行いが、いつかモノ作りをするときに、線にでる、色に出る、形に出る
余白に出る、空間にでる、それが気品となってすべてにでるよ」とおっしゃったそうです。

由水先生のお話の覚書(うまくまとめられずスミマセンあせ
面白い線を誇張して無駄な線を消すこと。
反対色、補色でその色がもっている嫌らしさを消しサビをいれること。
美の原点は、角度、濃度、色、すべて七五三の割合にあること。
自分の友禅をつくれ、反省を忘れるな、金儲けの友禅屋ではなくいい仕事をする友禅師になれ。

人間国宝の松田権六の作品『鴛鴦』を天皇陛下がご覧になった時、
「『鴛鴦』をいう銘がついているのに雄しか描かれていないのは何故か」
というご質問があったそうですが、松田権六は
「雄の飾り羽がたっているということは、雌が近くにいるということでございます」
と答えたそうで、それは松田権六が鴛鴦を飼い日頃から十分に観察していたこと
から生まれたエピソードであるというお話もありました。
「様」と「樣」の使い分けも教えていただきました。←勉強になりましたφ(.. )

由水先生のお話は多岐にわたりましたが、とても面白く惹き付けられました耳
今度は先生の作品も是非見せていただきたいです。
きもの カンタービレ♪
加賀料理を堪能~。朝5時から動き回り、連日のハードスケジュールで睡眠不足のこと
もあり、お酒をいただいてしまったら寝てしまいそうな感じでしたあせる
ホテルへ戻ったのは10時過ぎ。お風呂に入った後は倒れ込むように寝てました☆彡
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

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