南の魚が刺繍されたアンティークの夏帯で水族館へ

大正時代につくられたと思われる、南方系にいそうな魚の刺繍の帯です 。
古いものですが状態はとても良く、長さは新しい布を足して仕立てなおしがされていました。
大正時代ならではの西洋文化の影響を色濃くうけたと思われる刺繍がされています。
インパクトの強い魚たちですが、地色や刺繍に使われている糸がパステル調のやさしい色
なので、きものに合わせて着用すると意外にも柔らかい印象。
金糸銀糸が使われていますが、刺繍が重すぎないので、無地っぽい南の織物、夏大島や
琉球壁上布にも合わせられるかもしれません。絽のほうが無難ではありますけどね(ﾟｰﾟ;

晩夏なので、季節先取りにはそぐわない装いですが、やはり水族館にいくならこの帯でしょう。
青地に抽象的な小花の絞りが散らしてある絽小紋に合わせてみました。
帯〆のコーディネートはとてもむずかしく、悩んだ末、魚の印象を消してしまわないよう
帯の地色に近いピンク色にいたしました。我ながら良い出来


夏の名残りと癒しを求めて、しながわ水族館へ　





本格的な南インド料理の“ダバインディア”でお友達と会食。
“ダバインディア”とはインドの食堂という意味。
びっくりするほど美味しかったです


店内は幻想的なマハラジャの町“ジョドプール”をイメージしてつくられています。


その後お茶をした（他の方は飲んでいらっしゃいましたが）
丸の内フォーシーズンズのロビーにて


きもの◆青地　ピンク×白　小花　絞り　絽小紋
帯◆桜色地　南の海のお魚　アンティーク刺繍　絽なごや帯/かわの屋
帯〆◆ピンク×水色　リバーシブル冠組/五嶋組紐
帯あげ◆薄黄緑色×水色　流水にメダカ　紗/加藤萬
ぞうり◆科布台　白花緒　黄色前坪/四谷•三栄
バッグ◆海辺の散歩　トート/RADLEY
日傘◆砂色　金銀　正倉院　丸紋　刺繍/遊中川with前原光栄商店