成田屋の御曹司、市川海老蔵さんと小林真央さんの結婚式が、
ザ プリンスパークタワー東京にて行われました。
おそらく〝きもの〟で参列される方が多いことと思いますので、皆さまの装いを
メディアの画面にて拝見するのを楽しみにしておりますドキドキ
この式に参列されるために、〝きもの〟を誂える方が多くて忙しいとの
呉服業界の裏話も、チラッと耳にいたしました耳
なんといっても、この猛暑の時期 晴れ、皆さまが、どのような夏〝きもの〟を
お召しになられるのかどうか、気になるところ。
花嫁の打掛が袷でつくられている場合は、それに合わせて列席者の皆さまも
袷の装いになるケースが多いようですが、梨園ではどうなんでしょう?
ご両家のお母様は絽の黒留袖をお召しになられるのでしょうか。
願わくは、夏にふさわしい絽の留袖や訪問着、振袖を見せていただきたいです。
30日の日テレによる中継でじっくりチェックさせていただきたいとおもいます目

成田屋さんといえば、替紋は『杏葉牡丹』
江島生島事件の際、当時二代目團十朗が江島から近衛家の替紋『杏葉牡丹』
のついた御下賜品を拝領していたことが問題になりましたが、時の奉行の頓知により、
「市川家で使用する替紋」と言い逃れ、罪を免れたことが由来とされています。

今回の披露宴の為に、春に咲いた牡丹を冷凍保存しておいたそうです。
お花って冷凍保存できたんですね…\(゜□゜)/

で、牡丹にまつわることから、“牡丹唐草”の絹紅梅です。
牡丹唐草は室町時代に渡来した名物裂の金襴や錦に多く見られます。
この絹紅梅、着用するとどうも地味になりすぎて、老けてしまった印象になりがちです。
購入の際、木村孝先生にご相談したところ、「いつまでも着られるけど、今着なくても良いもの」
とアドバイスをいただきましたが、その通りでした。しばらく寝かせておきます。ハイっ(・_・;)
きもの カンタービレ♪

波に千鳥、流水に蛇籠という夏らしいモチーフの麻の染め帯を合わせました。
きもの カンタービレ♪

きもの◆紺地 牡丹唐草 絹紅梅/竺仙
帯◆生成地 波に千鳥 流水に蛇籠 麻染め帯/竺仙
帯〆◆臙脂色×白 レース/龍工房
帯あげ◆薄黄色 絞り