細川家18代ご当主 細川護煕さんの記念講演会へメモ
きものカンタービレ♪

きものカンタービレ♪

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護煕さんの奥さま 細川佳代子さんとキラキラ
きものカンタービレ♪

有職故実に精通し当代随一の教養人であり、
剣術では塚原卜伝の免許皆伝の腕を持つ、
文武両道の人、細川藤孝(幽斎)←大ファンですラブラブ
の逸話から、宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘の
公式文書(沼田家記)の話など、興味深いお話ばかりでした。

司馬遼太郎さんが「細川家の歴史はどこで切っても大河ドラマだ」
っとおっしゃったそうですが、日本の歴史の裏事情は、まだまだ
細川家の蔵に埋もれていそうです。(探りに行きたいデス…w)
鎌倉時代から現代まで名門として続いている希有な御家ですものね。
護煕さん曰く「細川の人間は物欲しそうな顔をしないのが、戦乱の世を
生き残り、現代まで上手く立ち回ってきたコツのひとつ」とおっしゃっていました。
それから細川家は、昔から比較的男女平等だったとのこと。
歴史上の様々な事象を「うちの家の話」として自然にすらすらと嫌みなく
お話されるのに、家格と気品を感じずにはいられませんでしたキラキラ

今回展示されていた『時雨螺鈿鞍』は源氏の正当性を証明するもので、
源義経所有だったものと伝えられているそうです。
護煕さん、幼い頃は 源護煕 と署名していたのだそう(゚ー゚;

大好きな 菱田春草は『黒き猫』に代わって、六曲一双屏風の『落ち葉』
が展示されていました。これだけでも見る価値アリです。
利休作の茶杓『ゆがみ』 (『泪』と双璧をなす利休最後の作)
利休が北野大茶会で使用したといわれる 唐物尻膨茶入『利休尻ふくら』
浅野内匠頭の祖父から細川忠利へ贈られた 唐物尻膨茶入『浅野尻膨』
金森加重が見出した 肩衝茶入『出雲肩衝』
小堀遠州が仕覆を整えた 肩衝茶入『塞』
長次郎作の 黒楽茶碗『おとごぜ』 ←飲みにくそうなお茶碗ですが、姿が良かった。
見応えのある御道具ばかりでした maccha*

爽やかな〝きもの日和〟晴れ  
本来はまだ袷の季節ですが、単衣の藍型小紋で。
きものカンタービレ♪

きものカンタービレ♪

お太鼓が曲がってましたね…(゜д゜;)
きものカンタービレ♪

きもの◆藍型 あやめと牡丹に燕 単衣小紋
帯◆生成色 青×水色 読谷山花織なごや帯
帯〆◆水浅葱色×白 /龍工房
帯あげ◆水浅葱色 ちりめん/加藤萬
ぞうり◆青×白 十二段グラデーション/四谷•三栄
バッグ◆青×銀×水色 風車 ビーズ/ジャマン ピュエッシュ