『のだめカンタービレ♪最終楽章』ができるまで

『のだめカンタービレ♪　』の武内監督と若松プロデューサーによる
デジタルハリウッド大学での公開講座へ。

その前に、品川プリンスシネマにて復習


メリーゴーランドがありました


ZEROシアターのスクリーンは都内最大級の大きさです


自然光が入るロビーがいい感じ


久々の秋葉原　　
巴里の夜景よりキレイなはずのネオンは減ってました


取材というよりは学生気分　


以下、覚書より抜粋　

『のだめ♪』は、キャスティングよりも企画が優先だった。
KC３巻まで読んだくらいで交渉開始。
クラシックを真摯に受け止め製作するということで、
講談社側を説得し、激戦の中でドラマ化権利を獲得。
当初、火１０枠くらいで考えていたが、上司（大多P）に月９で押せと言われた。
月９のヒロインがゴミ溜めに住む女でも大丈夫なのか？っと思った。（若松P　談）

キャストはのってきた若手をゴソッと使いたかった。
樹里ちゃんは小手先じゃない芝居ができる女優さん。イメージ通り、即決。
玉木くんはルックス重視で。スケジュールはかなり無理をした。（若松P　談）


原作ファンを納得させるよう、常に原作との勝負だった。
変人が多い音大生への探究心。ギャボッをどう成立させるか。
おもちゃの飛行機でB級コメディと宣言し、クラシックで真面目にしめる。
ヒロインが殴られるのははずさない。キレを良くするために人形を使用。
４話までは悩みながらやった。コタツで笑いのツボを掴んだ。で開き直った。
白目も原作通り。玉木君は自ら率先してやっていた。白目は良いα波を出すらしい。
変態の森はスプラッシュマウンテンをイメージ。←納得
（ちなみに武内さんはジャングルクルーズの船長をやっていたことがある）
CG技術が発達しすぎていて、リアルなものに感動しなくなってきているので、
あえて裏をかいてチープなモノをつかった。（武内監督　談）

空から落ちてくる良いものを、常にネットを張りアンテナを張り、取って行く。
こだわりを持っている人は美しい！電車男もクラシックも。
ファンが何を楽しんでいるのか常にリサーチしている。（武内監督　談）


講演後、３ショット写真をお願いしたかったのですが、
まだ『のだめ♪』を観ていないというデジハリの学生さんに
熱く語っちゃいまして、チャンスを逃しました
（私が語ってどーするの)
彼らの中から、『のだめ♪』のような素晴らしいコンテンツを生み出す
クリエイターが育ってくださることを切に願います。

で、サイン入りポスターと




追記））デモレーターの高橋光輝準教授、進行上手かったです

きもの◆生成色地　赤、青花　市松　白大島
帯◆濃ピンク　黄色　　首里花織　なごや帯
帯〆◆臙脂色×ピンク　ぼかし　/伊藤組紐
帯あげ◆黄色　ちりめん/加藤萬
ぞうり◆クリーム台　白花緒　ピンク前坪　晴雨兼用/伊藤忠
バッグ◆紫×ピンク×黄色　古新聞　トート/ジャマン　ピュエッシュ
傘◆紫　富士絹　２４本/HANWAY
雨コート◆紫　サップコート