花織とは、花綜絖(はなそうこう)で糸を浮き織にし、
点で織られた幾何学模様の花柄(銭花•扇花•風車花)に、
絣柄を配したものです。布の裏面に糸が渡っています。
首里花織は地色と同色で織りますが、
読谷山花織は白•赤•黄•緑•藍などの色糸を使います。
南方色が強いのも特徴のひとつです。
15世紀頃から織られていたようですが、当時は琉球王朝への
御用布で、読谷山の住人以外の一般の人は身につけられなかったと
伝えられています。

きものカンタービレ♪

きものカンタービレ♪

きもの◆紫地 茶屋辻模様 ローケツ染 単衣小紋
帯◆生成色地 ピンク×グリーン 読谷山花織 なごや帯/市原亀之助商店
帯〆◆臙脂色×ピンク/伊藤組紐
帯あげ◆濃ピンク
そうり◆科布 白花緒 赤前坪
バッグ◆親子雀 /松枝忍