「歓喜に至れ」
音楽室に飾ってある、もじゃもじゃ頭の厳めしそうな顔をした人、そう、ベートーベン。
晩年、聴力を失ったベートーベンが最後に作曲した「第九交響曲」。
この曲は彼の後半の生き方そのものです。
「苦しみを越えて歓喜に至れ」というテーマで作曲され、今でも年末に必ず演奏されています。
実は、この「第九交響曲」の初演では、ベートーベン自ら指揮棒を振っています。
その初演、演奏後のこと。
ベートーベンは恐怖で客席を向くことができなかったといいます。
「耳が聞こえないのをいいことに、誰も演奏してくれなかったのではないか」
「自分の思ってる音楽ではなかったのではないか」
怖い。
観客の顔が見れない。
バカにされるのだろうか………。
いつまでも客席を向こうともしないベートーベンに、アルト歌手がぞっと寄り添って、振り向かせました。
そこにはスタンディングオベーションの観客の姿がありました。
歓喜。
それはいつだって苦しみの先にあります。
苦しみを越えて歓喜に至れ!

東京五輪が決まり、日本中が歓喜に至ってます





前回敗れ、今回も苦しみ抜いた結果、決定の喜びも「倍返し」

しかし、昨日見たニュースで、福島から他県に避難し、いまだ帰宅できない人が「(五輪は)別の国の話」とつぶやいていました

五輪が日本経済再生の起爆剤になるでしょうが、原点は福島からの再生にあるとすれば、この大命題を忘れては成功はあり得ない、と思います

7年後、福島を含む被災地の再生も成され、文字どおり日本国中が「歓喜に至れ」ればいいですね





人人人人人人
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