ジ エンド オブ ドッグレス デイズ | ディアのハッピー犬ライフ & ウィングのシニア犬ライフ

ディアのハッピー犬ライフ & ウィングのシニア犬ライフ

2歳目前に新しい家族になった
ディアの日々と
18歳3ヶ月で虹の翼をもらって虹の橋へ行った
ウエスティ ウィングの思い出

ウィングが虹の翼のエンジェルになってから2ヶ月も過ぎた頃、どんよりと無気力になっていた私たち夫婦でしたが、
気を取り直して、
ウィングがいた頃には犬連れお断りで入れなかったところに行ってみようと思うようになりました。

しかし、実際にはそんなに沢山の所に行ったわけではありません。

なぜなら、どこに行こうとも、それを喜んでくれるウィングがいないのですから。
ウィングを連れて行けば、どんな所でも楽しかった…。

祖父母のところにお迎えに行くために職場から必死で早く帰ってきた妻も、何か投げやりにデパ地下を彷徨い、高めの食材を買ってくるようになりましたが、夫婦ともそれに幸せ感は感じられませんでした。

ウィングは、老いても期待感一杯で、「私は今日もやります!」と目を輝かせていたのです。
どこに連れて行っても興味津々、楽しんでいました。それを見るのが私たちの幸せでした。

4月に計画したのが、「常磐ハワイアンセンター」ツアーでした。
今は、「スパリゾートハワイアンズ」と言うようです。


私は、子どもの頃から、腰ミノをつけて、きれいなお姉さんがフラダンス(本当はタヒチアンダンスだと言うことですが)を踊る映像が印象的で、一度は行ってみたいと思っていました。
フラを習っている妻は、映画「フラガール」の影響もあって、もちろん行きたかったのですが、調べると「ペット同伴不可」とのことで諦めていました。

そこで、気持ちが落ち込んでいる夫婦としては、今こそ福島県「スパリゾートハワイアンズ」に行く時だと思ったのです。

ところが、後述するように6月になって、新しくウエスティをお迎えするご縁が浮上。

私は、そうなった以上「スパリゾートハワイアンズ」はどうでもよかったのですが、女性との約束を破ることは怖い結果になります。

6月にそのブリーダーさんを訪問して、その可愛さと、ブリーダーさんの愛情を受けて育った性格の良さからら、譲り受けを決定。
そこで、この「スパリゾートハワイアンズ」ツアーの日を、ドッグレス デイズのラストとし、帰宅の足で八王子にあるブリーダーさんに向かう計画としました。

「スパリゾートハワイアンズ」では、よいお風呂もたくさんありましたが、ビーチボールを投げる子どもが多いのに少々辟易。
自室のジャグジーで、激闘の日々の疲れを癒したところです。

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ジャグジーから眺める空の雲に、ウィングの姿を想い、新しくお迎えするウエスティを想いました。


スイートルームのジャグジーは最高でした。

そして、ディナー後のショーも、さすがです。
地域の振興のために力を尽くしたフラガールズの思いが伝わってきました。
福島の復興を願う歌の挿入も共感しました。

ファイヤーダンスには胸が高鳴り、最後のタチヒアンでは、俄然会場が盛り上がってフィナーレとなりました。


子どものとき、白黒テレビでこのタチヒアンを見て、「フラダンス」と思い込んでいたので、本当のフラを見てもこれは「あのフラダンス」ではないという思いが払拭できなくなっていました。
50年も前から憧れていたこのショーを初めて見て、予想以上に感動しました。

そして、今日は、 エンド オブ ドッグレス デイズ!
次の犬を迎えたら、その子のいる間は 一生涯夫婦でここに来ることはないだろうと思ったわけです。


明日我が家に迎え入れるその子は、八王子の優良なブリーダー、BASKINGさんで生まれた、由緒正しいウエスティ。

わけあって、もうすぐ2歳になる今日まで、その犬の両親とともに、我が子のように育てられた子。
ブリーダーさんは、ずっと置いておきたい気持ちがありながら、この子の幸せを考えてネットに公開していたところ、成犬のウエスティを探し始めていた私とつながったのです。

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ウエスティらしい硬い毛と、しまった体の女の子。
何よりも、ブリーダーさんから愛情深く育てられ、犬の両親とも共同生活で育った子。
生後6週間前に我が家にやってきたウイングとは資質も育ちもちがう
個性の全く違う犬になるでしょう。

先々日、このブリーダーさんに連絡し、一週間後に見学する約束をしました。
その日の思いを書いたのが、ドッグレス デイズ1~5です。
ウイングの思い出と、さらに先代犬次郎の思い出を胸に、新しい犬との出会いで、自分の人生を生きて行こうとする心の整理を図ったものです。

皆様から温かい共感の気持ち、心の後押しを受けて、その子との出会いを実現させることが出来ました。
ありがとうございました。

会ってみると、写真以上にとてもかわいい子で、ウエスティとしては、最高の資質とされる硬い毛。
ウイングは猫のように柔らかい毛の持ち主でした。

その毛の感触の違いに妻は戸惑いを隠せませんでしたが、
二人で話し合って、まったく違う子として、愛していこうという思いでまとまりました。

ブリーダーさんは、妻の戸惑いを知り、再確認されてきました。
しかし、もう私たちは迷いませんでした。
あのかわいい仕草、硬い毛の感触も含めて、うちの娘だという思いと愛情、再び犬との生活が再開できる喜びがこみ上げてきたのです。

「スパリゾートハワイアンズ」のスイートルームのテラスと、ジャグジーで、刻々と変わって行く雲を眺めながら、ザ エンド オブ ドッグレスデイズの一日をを過ごしたのです。

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