高名な動物行動学者コンラート・ローレンツの著書
「人イヌにあう」は、
「人イヌにあう」
愛犬家ローレンツは、私と同じように、過去のイヌの思い出ととも
に生きていました。
に生きていました。
ローレンツが17歳のときに愛犬ブリーを亡くした時の苦しみは
筆舌に尽くせぬものだと回想しています。
筆
「私はもう彼のどちらかというと重々しい足音も、私についてくる鼻をならす音も耳にすることが出来ないのだ、彼がいなくなってはじめて、私はそのことに気がついた。ブリーの死に続く日々に、私は感じやすい人々に死者の亡霊を信じさせるものが何であるかを、本当に理解し始めていた。 」
コンラート・ローレンツ著 小原秀雄訳「人イヌにあう」「忠誠と死」より引用
コンラート・ローレンツ著 小原秀雄訳「人イヌにあう」「
その中の「おイヌさまの声がした」という記事と同じような
体験を、私もしたことがあります。
体験を、私もしたことがあります。
愛する自分の世界の一部が失われた感触。
それを補填しようとする心の働き。
だからますます喪失感が増したりするんですね。